過去ログ - 輝子「三つ編みのこと」
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7: ◆S6NKsUHavA[saga]
2016/12/15(木) 21:59:21.78 ID:TASUOcfu0
「ぷ、プロデューサーさんに出会う前に、スカウトされてたんだ……」
「スカウトって言うか、なんて言うか……新しいビジネスになる、って言ってたな。未だに私もどういうことか、よく分からないんだけど……」

 小梅の言葉に、輝子は苦笑しながら答えた。当時の輝子も、彼女の言葉を全然理解出来ていなかったし、結局戸惑うだけでまともな返事は出来なかった。
 ただ、彼女の言葉が、輝子の意識をほんの少しだけ変えたのは事実。

「それで、どうなったの……?」
「えっと……結局、あの人には『また今度返事を聞かせてくれ』って言われて、そのまま別れたんだけど、その後、ちょっとした事件があって……」

 その時のことを思い出しながら、輝子は続きを話し始めた。
 輝子が初めて髪を編んだ時のこと。
 そして。
 輝子と彼女の、不思議な縁が導いた顛末を。


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