過去ログ - 魔法使い「マスター、ここは何処なの?」
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49: ◆z7cIwVvuXI[saga]
2016/12/24(土) 21:42:16.05 ID:GzlyKuQi0
勇者「ふわあ、魔法使い、寝ている間に襲撃はあった?」


魔法使い「狼から数匹来た程度だって」


勇者たちは赤々と燃える焚火の前に行き、別の傭兵と交代しました。


それからなにごともなく時間が過ぎていました。


火に集まってくる虫と戦っていると、また別の傭兵がやってきます。


傭兵A「お疲れ、そろそろ時間だぞ」


勇者「お疲れ様です。先上がります」


傭兵B「いやー男女二人とは羨ましいねえ。こっちはむさくるしい男が二人だぜ。むなしくなるったらありゃしない」


魔法使い「あはは、それは大変そうですねえ」


傭兵A「こいつめー」


魔法使い「きゃーせくはらーにげろー」


くだらないことをして遊んでいると、矢が三本飛んできました。


一本は傭兵Bの額、一本は焚火の中、一本はキャラバンのタイヤに当たりました。


傭兵A「糞ッ、誰だ!」


遠くの茂みを見るとオークが弓を構えているのが見えます。


勇者はそこに向かって走っていきました。


勇者の後ろの茂みから剣や斧を持ったオークが出てきます。


魔法使いは呪を唱え、火球を飛ばしました。火球は綺麗な弧を描いて飛んでいき、オークたちを倒していきます。


傭兵Aはキャラバン内に応援を呼び帰ってきました。


エルフ「眠っている間にこんなことが! ああ憐れ傭兵B。敵は私たちが打ちます!」


爺「こんにゃろう……。それあんたら! 勝利の武器じゃ! おや、これは?」


爺さんは袋から様々な剣を取り出して応戦しに来た仲間に渡していきます。


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