過去ログ - 魔法使い「マスター、ここは何処なの?」
↓
1-
覧
板
20
57
:
◆z7cIwVvuXI
[saga]
2016/12/26(月) 22:41:48.97 ID:o8w7/J5W0
「魔法使い! しっかりせー!」
どこからか、聞こえてくる声が頭を響く。
「賢者あんたほんまに回復魔法かけてんな!」
「あ、ああ」
五月蠅いなあ。早く聞こえなくなればいいのに。
「死んじゃいやや! さっさと起きてこんかい……」
だんだん声に元気がなくなっている。やっと静かになった。
しかし何か重要なことを言っていたような、死んだらいや?
あれ、確か私は戦士に斬られたままテレポートして。
魔法使い「げほっ、ごほっ。そうだった、マスターを助けに行かないと」
私、魔法使いは起き上がります。そこでいきなりタックル食らった。
商人「魔法使い! 良かったあ、死んだか思ったわ!」
魔法使い「痛い痛い痛い! 死ぬっ死ぬ―!」
くそう、商人のせいで本当に死ぬかと思った。
でもなぜ?
商人「いやあ不思議なもんやな。前の街で物売ってたらいきなり目の前にあんたが現れたんや」
賢者「そこでちょうど通りかかったわたくしが回復魔法をかけまして、施設に移したのです」
そういやこんなやついたな。ちょうど通りかかるってありがたいなあ。親切な人もいたもんだ。
いや、あれ? コイツ前にも見たことあるような気が。確か戦士と一緒にいた
賢者「私です。元遊び人です。覚えていますでしょうか?」
魔法使い「そうだ! 遊び人だった! 道理で見たことあるような気がしていたんだよ」
商人「え、なんや。知り合いやったんか? まあ思い出話に花を咲かせるのは後でええ。魔法使い、何があった? あんたが血だらけで倒れるって相当なもんやで。噂では最強になった勇者もいるんやろ?」
私は二人に事の顛末を放した。遊び人のこともしっかりと。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
75Res/72.56 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 魔法使い「マスター、ここは何処なの?」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1482151947/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice