過去ログ - 魔法使い「マスター、ここは何処なの?」
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◆z7cIwVvuXI
[saga]
2016/12/26(月) 22:44:07.48 ID:o8w7/J5W0
商人「へえ、で、賢者はこの国に何しに来たんや?」
賢者「ここは貧富の差が大きいと聞きます。なので貧しい人たちに、知識を授けようとやってきたのです。そうして商人の前に通りかかったら現れる魔法使い」
賢者「私は慌てました。正直戦士と何があったかは知られたくなかった。最初は回復だけさして消えようと思っていたのです」
商人「でも回復できそうなやつがここにはコイツしかおらんかったから、うちはこいつに無理やりおらせたんや」
魔法使い「そんなことが……」
商人「長くなってしまったが本題や。魔法使い、あんたはどうする?」
魔法使い「私は戦士を倒してマスターを復活させるわ」
賢者「戦士を倒しに行くのは無謀とも言えます。それに使者を復活させるのは世の理に反している。そんなことをしてもいいと?」
魔法使い「私にはマスター、勇者しかいないもの。たとえほかの人と付き合うのを勇者が望んでいても、私はマスターを追いかけるよ」
商人「かっかっか、よう言ってくれたわ! じゃあ戦士はどうやって倒す?」
魔法使い「ここまで行っといて人任せになるけど、国に知らせて任せることはできないの? あんな凶器が狂人に渡ったのよ。退治しないと大変なことになるよ」
商人「いや、それはないと思うで。うちもなんであのド腐れ王族たちが勇者の剣を狙わないか気になって調べてみたんや」
商人「すると驚くことが分かった。まあ今は陰謀論の域を出ないんやけどな、何でもそれぞれの国は近くの国を数秒で消すほどの神器をぎょうさんもってるらしいんや」
商人「勇者の剣なんて遅るるに足らずってことやな」
魔法使い「それなら安心ね。いや、いや。それならもう戦士は退治されているんじゃない?」
商人「……あー、確かにそうやな。知らせるまでもなく今は牢屋の中にいそうやなあ」
賢者「これまでの議論、意味なかったですね」
魔法使い「じゃあ次。勇者を復活させる方法よ」
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