24:名無しNIPPER[saga]
2016/12/21(水) 22:58:36.98 ID:PRih59fT0
男友「で,真相は分かったか」
男「うん…まぁ」
男友「ではお聞かせ願おうか」
25:名無しNIPPER[saga]
2016/12/21(水) 23:00:18.34 ID:PRih59fT0
男(さて,これが僕の初推理だ。こういうシーンって憧れてたんだよなぁ)ゴホンッ
男友「ニマニマしながら咳払いしてカッコつけなくていいから」
男「うるさいなぁ」
26:名無しNIPPER[saga]
2016/12/21(水) 23:01:13.34 ID:PRih59fT0
男「だが死因が分からない。こういうときは要素と要素の関係を見つけ,結び付けるんだ。そうすることで新たな真相が見えてくる」
男「ヒントになったのは冒頭の陸上部の練習を眺めるシーンと幼と再会するシーンだ」
男「やたらとノスタルジーに浸っていたり,幼が一瞬僕を認識できないでいる。これはどういうことか」
27:名無しNIPPER[saga]
2016/12/21(水) 23:01:57.78 ID:PRih59fT0
男友「ちょっと早口で何言っているか分からない」
男「おいこら」
男友「冗談だ。でもやるなぁ!大正解!さすが男だな」
28:名無しNIPPER[saga]
2016/12/21(水) 23:02:39.31 ID:PRih59fT0
男友「では,そんな男君に新しい話を進呈しよう」
男「早っ!意外と速筆だね」
男友「たった数百文字だしな。…時間があるとは言い難いし」
29:名無しNIPPER[saga]
2016/12/21(水) 23:03:28.97 ID:PRih59fT0
友小説2話
男友「すごいことになっちまたな」
男友(俺しかいない部屋なのに思わず独り言がこぼれた。どうしたかって?男が殺されたんだよ)
30:名無しNIPPER[saga]
2016/12/21(水) 23:04:04.58 ID:PRih59fT0
後輩「男友さん,ちょっといいですか?」ガラッ
男友「!なんだ後輩かビックリした…」
後輩「ごめんなさい。男さんを殺した犯人が旅館にいると思うと寝られなくて。少しだけでもいいですから一緒にいてもらえませんか?」
31:名無しNIPPER[saga]
2016/12/21(水) 23:04:56.67 ID:PRih59fT0
後輩「…男さんが殺されたって聞いたんですが。くわしい状況を知らなくて…よかったら教えていただけません?」
男友「早速その話題かい。でも互いに気を遣い合うのも変か。いいぜ,教えてやる」
男友「男は温泉に入浴中に殺されたようだ。死因は溺死。むりやり沈められたらしい」
32:名無しNIPPER[saga]
2016/12/21(水) 23:05:41.66 ID:PRih59fT0
男友「この陸上の記録用紙をみてくれ」
後輩「わたしはマネージャーだからよくみますよ。これがどうしたんですか?」
男友「男の記録が未提出だ」
33:名無しNIPPER[saga]
2016/12/21(水) 23:06:10.57 ID:PRih59fT0
後輩「…もういいです。なんだか今日はいろいろあって疲れました。寝ましょう」
男友「そうだなあ…寝るか。電気消すぞ」
後輩「はーい」
34:名無しNIPPER[saga]
2016/12/21(水) 23:06:48.32 ID:PRih59fT0
続きはまた明日
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