過去ログ - 男「叙述トリック」
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67:名無しNIPPER[saga]
2016/12/23(金) 23:26:18.16 ID:doV0yuvs0
男友「なんで分かった?」

男「まず登場人物は僕,男友,あとは館の住人の老紳士,妻,娘夫婦だったっけ」

男「で男友は殺されているからとりあえず犯人から除外してもよいかな」
以下略



68:名無しNIPPER[saga]
2016/12/23(金) 23:26:53.15 ID:doV0yuvs0
男「で,小説の描写を信じると住人たちはアリバイがあり,犯人ではない」

男「じゃあ残った僕か?と思ったけど,犯人が捜査なんかするかな?しかもそのせいで住人達は犯人じゃないってことになって犯人候補が減ったし」

男「そもそも僕は凶器を持ってないし。館にも凶器はない」
以下略



69:名無しNIPPER[saga]
2016/12/23(金) 23:28:13.02 ID:doV0yuvs0
男「館に凶器はないから,持ち込まれたと考えるのが自然だね。しかも僕らによって」

男「凶器になりえるものを探したらあった。木をナイフで傷つけて目印にする描写」

〜〜
以下略



70:名無しNIPPER[saga]
2016/12/23(金) 23:28:55.73 ID:doV0yuvs0
男「そう,妹は語り手としてではなく,僕らと同行してたんだ。終始無言でね」

男「ss形式の場合,無言であるとその場にいないように描写される。そこを逆手にとった」

男「老紳士が僕らに二部屋も貸してくれているのもヒントだったのかな。理由は年頃の女の子がいるから。どういうパターンで別れたのかは分からないけど」
以下略



71:名無しNIPPER[saga]
2016/12/23(金) 23:29:44.84 ID:doV0yuvs0
男友「せーかい。というかそろそろ慣れたわ饒舌な男」

男「やっぱり推理パートっていいよね」

男友「…では次の話渡し解く」
以下略



72:名無しNIPPER[saga]
2016/12/23(金) 23:30:30.67 ID:doV0yuvs0
友小説4話

かていか室で待っています。先輩より。なんて手紙を男友君の机の中に入れておいた。

そう,私は今から告白するんだ。
以下略



73:名無しNIPPER[saga]
2016/12/23(金) 23:31:26.46 ID:doV0yuvs0
「やっぱこんなのシチュエーション,告白しかないあり得ん。というか先輩ってどんな人なんだ?」

「先輩って不思議と年上って気がしないんだよね。むしろ友達って感じ?友達から告白なんて…」

「いやいや友達と思っていたのに,実はなんてよくあるぞ」
以下略



74:名無しNIPPER[saga]
2016/12/23(金) 23:32:21.91 ID:doV0yuvs0
男友君たちが部屋のドアを開けたのを合図に私は話だした。

私「ごめんね。急に来てもらって。早速で悪いんだけど…男君には席を外してほしいな」

男「やっぱりそういうことでしたか。では帰りますね」
以下略



75:名無しNIPPER[saga]
2016/12/23(金) 23:33:05.14 ID:doV0yuvs0
次の日

私「友達から始めてみない?」

男友「なんですか。急に」
以下略



76:名無しNIPPER[saga]
2016/12/23(金) 23:33:37.59 ID:doV0yuvs0
その次の日

私「彼は見つかった?」

男友「それが続けて別の生徒も行方不明になったみたいで」
以下略



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