過去ログ - 幼馴染「ほらほら、よそ見してたら死んじゃうよ?」
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6:名無しNIPPER[saga]
2016/12/23(金) 15:50:45.50 ID:YoMnb2TA0
男「ハァッ、ハァッ」

 上目遣い気味に言い放たれたその言の葉により、理性という脆い鎖は打ち砕かれ、一匹の獣が放たれた。
 気がつくと男は自分よりも一回りも小さい幼馴染の上に乱暴に覆いかぶさっていた。

男(ダメだ……ダメだとわかっていてもっ)

男(潤んだ瞳、上気した頬、切なげな唇、儚い首筋、震えた手、丸みを帯びた踝……)

男(どれもがたまらなく扇情的で、むしゃぶりつきたい……!)

 興奮で朧気になった意識の中でも、男の目はくっきりと幼馴染の肢体を捉えている。

幼馴染「……すごいね」

幼馴染「別段鍛えてるわけじゃない男の腕でも」

幼馴染「こうやってボクを押し倒すことができるんだね」

 目を逸らしながら呟かれたその幼馴染の言葉が『YES』の意味を持つと気づいた瞬間だ。
 男の心の臓はどくんとひときわ大きく跳ね、痛いほどに脈動の勢いを増す。
 そして――。

男「……っ!」ドタドタスッピシャッ


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