過去ログ - 北条加蓮「藍子と」高森藍子「１８時のカフェで」 -SS速報VIP

過去ログ - 北条加蓮「藍子と」高森藍子「１８時のカフェで」

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6:名無しNIPPER[saga]
2016/12/23(金) 18:55:01.81 ID:ZWByS45t0
加蓮「ありそうありそう。ふむ……ある日、藍子ちゃんはいつの間にか周りの人達の本音が声として聞けるようになってしまう」

藍子「すっごくパニックになっちゃいそう……人がいっぱいいるところに行けなくなっちゃいます。お買い物ができなくなっちゃうっ」

加蓮「大丈夫大丈夫。私が買ってくるから――あっ、そうだ。藍子は私が何を買って来るかを、心を読んで確認しようとするの」

以下略

7:名無しNIPPER[saga]
2016/12/23(金) 18:55:31.89 ID:ZWByS45t0
藍子「そつ、そこで焦らすのは反則～～～っ！　最後まで話してくださいよ！　ほらほら！！」

加蓮「わ、ちょ、テーブル越しに掴みかかろうとしないで！　焦らしてるんじゃなくて思いつかなかっただけっていうかそもそも思いつきっていうかっ」

藍子「私と加蓮ちゃんはどうなっちゃうんですか！？」

以下略

8:名無しNIPPER[saga]
2016/12/23(金) 18:56:31.90 ID:ZWByS45t0
>>7　１行目の藍子のセリフ、一部訂正させてください。
誤：藍子「そつ、そこで焦らすのは～」
正：藍子「そっ、そこで焦らすのは～」

以下略

9:名無しNIPPER[saga]
2016/12/23(金) 18:57:01.44 ID:ZWByS45t0
加蓮「あ。ごめん……」ｽｯ

藍子「い、いえ、びっくりしただけですから……。でも、加蓮ちゃん……？」

加蓮「……」

以下略

10:名無しNIPPER[saga]
2016/12/23(金) 18:57:32.00 ID:ZWByS45t0
藍子「それで、どうしたんですか？」

加蓮「……も、もうちょっとだけのんびりしない？」

藍子「もうちょっと？」

以下略

11:名無しNIPPER[saga]
2016/12/23(金) 18:58:01.50 ID:ZWByS45t0
加蓮「そのー……」

藍子「……よく分かりませんけれど……じゃあ、もうちょっとゆっくりしちゃいましょうか！」

加蓮「！」

以下略

12:名無しNIPPER[saga]
2016/12/23(金) 18:58:31.66 ID:ZWByS45t0
藍子「…………（今の加蓮ちゃんを見ているのも、ちょっぴり面白いけれど――）」

加蓮「なんか変なこと考えてない？」ｼﾞｰ

藍子「わ！？　……もう、どうしてそういう時だけ鋭いんですか～。さっきまであたふたしてたのに」

以下略

13:名無しNIPPER[saga]
2016/12/23(金) 18:59:01.60 ID:ZWByS45t0
□　■　□　■　□

藍子「ずず……」

以下略

14:名無しNIPPER[saga]
2016/12/23(金) 18:59:31.56 ID:ZWByS45t0
加蓮「へー。小説借りたんだ」

藍子「そうなんです。前のお仕事帰りの時、車の中で、昔のコレクションのお話になって」

加蓮「コレクション？」

以下略

15:名無しNIPPER[saga]
2016/12/23(金) 19:00:01.61 ID:ZWByS45t0
加蓮「そういえばあの時、マジ顔で怒られたことがあったなぁ。危ないからだったのかもね。ほら、注射器とか薬とかってシャレにならないし」

藍子「そうかもしれませんね」

加蓮「マジ顔で怒られるなんて珍しかったから印象に残ってるんだー。いつもはヘラヘラしてばっかりなのにさ。ふふっ、変な話だよね。楽しかった思い出より、怒られた思い出の方が鮮明なんて」

以下略

16:名無しNIPPER[saga]
2016/12/23(金) 19:00:32.01 ID:ZWByS45t0
藍子「読みたいならＰさんに言ってくださいね」

加蓮「そうするー。ね、それってどんな小説」

藍子「そうですね。最初に主人公の……あれ？」

以下略

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