過去ログ - 【DQ7】マリベル「アミット漁についていくわ。」【後日談】
1- 20
111: ◆N7KRije7Xs[sage saga]
2016/12/26(月) 20:15:32.23 ID:PzmFtaYD0

王の見やる先には、まさに“お姫様”が立っていた。
レースで彩られた鮮やかな紅のドレスは花弁を吊り下げたように腰から足首までふわりと覆い、
肩から腕はさらに深い紅のシフォン生地で包まれてラインの美しさを主張している。

さながらその姿は深紅の薔薇と見紛うほどであった。

マリベル「…………………。」

*「あらまあ! 私の お古だけど ピッタリだったわね。」

そう言って少女の後ろから出てきたのは若き王の母君、つまり王太后だった。

フォロッド王「母上 いつの間に!」

*「せっかく こんなに可愛らしい娘さんが いらしているのですもの。せめてのお礼にと 思いましてね。」

ボルカノ「おお これは また お美しい。」

マリベル「ど どうかな……?」

入浴の後だからなのか、少女はほんのりと頬を染めている。
普段はあまりしない化粧もいつの間にか施されており、大人の女性の雰囲気を漂わせていた。
旅を始める前と今では体つきも随分女性らしくなり、
胸元や腰つきが強調された上半身に時々見え隠れする足首も強い色気を引き出していた。

アルス「…………………。」

半開きの口のまま、その姿を瞳に焼き付けるように少年は目を見開く。

マリベル「や やっぱり 似合わないよね… あたしなんかじゃ……。」

少年が何も口にしないのを見て不安な気持ちが沸き上がり、たまらず少女は目を伏せる。

その仕草一つ一つが少年を誘惑しているとも知らずに。

アルス「…………だ…。」

マリベル「…え?」

アルス「きれいだ……。」

マリベル「……ほんとに?」

アルス「うん… きれいだよ マリベル…!」

マリベル「…………………。」
マリベル「と 当然じゃないの…! とーぜんっ……。」

直球すぎる賛辞にうまく返せず、いつもの覇気もどこへやら。

*「この娘ったら いつも こんなに綺麗な髪を頭巾で 隠してしまっているなんて もったいありませんわよねえ。」

マリベル「こ 王太后さま…!」

*「あらあら。ウフフフ…。」




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/1492.79 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice