過去ログ - 【DQ7】マリベル「アミット漁についていくわ。」【後日談】
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112: ◆N7KRije7Xs[sage saga]
2016/12/26(月) 20:18:35.71 ID:PzmFtaYD0

フォロッド王「……さて それでは 役者も揃ったことだし 宴を始めると しようじゃないか。」

そう言って若き王は前に出ていくと民に向かって語り掛ける。

フォロッド王「皆! 今日は 素晴らしい日だ。魔王の脅威に おびえる日々は 終わったのだ!」
フォロッド王「そして 今 ここに 憎き魔王を打ち倒した英雄が 二人も 皆に会いに来てくれた。」
フォロッド「……アルス マリベル。」

アルス「はい。」

王は振り返り、二人を前へと促す。

アルス「みなさん これから 平和な 日々がやってくることでしょう。」

*「「「おおおおっ!!」」」

*「英雄様 ばんざい!」

*「キャー! こっち 見てー!!」

フォロッド王「皆 せいしゅくに!」

少年の言葉に沸き上がる観衆を王が片手でなだめる。

アルス「……でも 忘れないでください。」
アルス「魔王や 魔物たちが いなくなった今 手を取り合うことを忘れた人々が 戦争を 始めるかもしれません。」

少年の言葉を継ぐように少女が前へ出て語り掛ける。

マリベル「忘れないで。人の心の闇は いつしか 魔王を 作り出すことを。」
マリベル「忘れないで。驕りと欲望は あなたを 魔王にすることを。」

アルス「本当に怖いのは 魔王だけじゃない。魔王の心を持った 人間もなんです。」

*「…………………。」

フォロッド王「皆! しかと 聞いたか。」
フォロッド王「我々はこれからも 尊い命が 愚かな戦や争いのために 失われることのないよう
人間としての誇りを胸に 生きていこうではないか。」

*「「「おおおおっ!!」」」

フォロッド王「では フォロッド7世の名のもとに ここに 誓いを立てる。」



「 乾 杯 ! 」



*「「「かんぱーいっ!」」」

王の号令の下、人々は高々と杯を掲げて誓いを立てる。

それは無機質な城壁が、息吹を吹き込まれたように温かみを湛えた瞬間だった。



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