過去ログ - 【DQ7】マリベル「アミット漁についていくわ。」【後日談】
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190: ◆N7KRije7Xs[sage saga]
2016/12/29(木) 19:10:54.63 ID:TT/hGofC0

ニコラ「もう 行ってしまうんですね。」

仕度を終えた少年たちを見送ろうとやってきた青年が名残惜し気に言う。

アルス「今日は 漁もありますし 次の目的地までは 距離があるので あんまり ゆっくりしていられないんです……。」

ニコラ「そうですか それは 残念です。みなさんの お話を もっと 聞きたかったんですが…。」

ボルカノ「悪ぃな あんちゃん。そのうち 新婚旅行にでも フィッシュベルに 来てくれ。」

ニコラ「ええ。その時は 是非。」

船長の言葉に青年は少しだけ照れた様子で返す。

*「ニコラさま。その前に やらなくちゃ いけないことが たっくさん あるんですからね!」
*「これからは わたしのワガママも 聞いてもらいますよっ。」

そんな青年の腕を掴んで普段着に身を包んだ彼の幼馴染が嬉しそうにはしゃぐ。

*「おお あっちも こっちも お熱いこった。なあ アルス。」

アルス「あ あははは……。」

銛番の男に妙な視線を送られ、少年はとぼけた様に笑うしかないのだった。

ラグレイ「アルスどの マリベルどの そして みなさん! この度は 本当に 世話になりました。」
ラグレイ「いつか わたしにも 必ず 恩返しを させてください。」

村の英雄となった男が威勢のいい声で胸を叩く。

その顔は、とても晴れやかだった。

マリベル「ふふっ 殊勝な 心がけね。お姉さんと 元気にしてるのよ。」

ラグレイ「ええ。みなさん 道中 お気をつけて。」

アルス「ありがとうございます。また 会いましょう!」

少年は男と固く握手すると、村の北に停泊している漁船へと向かって歩き始めたのだった。




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