過去ログ - 【DQ7】マリベル「アミット漁についていくわ。」【後日談】
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◆N7KRije7Xs
[sage saga]
2016/12/30(金) 18:52:52.34 ID:KJrfrKrx0
アルス「アズモフ博士 いらっしゃいますか?」
*「……はーい!」
食事を終えた一行は店で銛番の男と別れて再び学者の家へとやってきていた。ノックの後、しばらくして返事があり、扉が開かれる。
アズモフ「やあ アルスさん 今度はどうしましたか?」
アルス「何度も すみません。実は ぼくたち グランエスタード王の書状を 預かってきているんです。」
アズモフ「そうですか。ああ 立ち話もなんですから どうぞ みなさん お入りください。」
アルス「おじゃまします。」
そうして三人は町の相談役の家へと足を踏み入れる。本から発せられる独特の匂いが、この家の主が列記とした学者であるということを改めて感じさせた。
アズモフ「いやはや 散らかっていて申し訳ない。どうぞ おかけに なってください。」
木製の折りたたみ椅子を引っ張り出してきて博士は客を促す。
アズモフ「ところで そちらの お方は……。」
三人が椅子に座ったことを確認した博士が少年の隣にいる大柄な男を見て尋ねる。
ボルカノ「ボルカノと申します。この度は 王よりの命で 息子のアルスたちと共に この町と締約を結ぶために グランエスタードより やってきました。」
アズモフ「ああ アルスさんの お父様でしたか!」
アズモフ「私は この町で 学者をやっているアズモフというものです。以後 お見知りおきを。」
ボルカノ「よろしくお願いします 博士。」
互いに自己紹介をして二人は丁寧に挨拶を交わす。
アズモフ「ところで その締約というのは……。」
ボルカノ「まずは この書状に 目を通してください。」
[ ボルカノは バーンズ王の手紙・改を てわたした! ]
アズモフ「ふむ……。」
男の渡した書状をじっくりと眺め、博士は何か悩むような素振りで呟く。
アズモフ「だいたいの 趣旨はわかりました。」
アズモフ「ですが……。」
マリベル「ですが?」
アズモフ「これは 流石に 私だけで 決めるわけには いきませんね。」
アルス「というと?」
アズモフ「町民会議を開いて 皆の意見を 聞かなければなりません。」
ボルカノ「町民会議……ですか?」
三人は椅子から身を乗り出して食い気味に訊ねる。
アズモフ「ええ あまり大きな町ではありませんからね。夕方迄には 招集できるでしょう。」
アズモフ「みなさん お時間はありますか?」
ボルカノ「ええ 出発は 明日の朝の予定ですが。」
アズモフ「でしたら なんとか 今日中に結論を出しましょう。」
アズモフ「少々お待ちください。」
そう言うと博士は机に向かい、羊皮紙と筆を用意してなにやら書き込み始める。
アズモフ「…よし。これを町の広場にいる伝言係の男に渡してください。」
アズモフ「夜は いつも 酒場にいますが この時間ならまだ広場にいるはずです。」
アルス「わかりました。」
[ アルスは アズモフの伝言書を うけとった! ]
アズモフ「それでは よろしくお願いします。」
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