過去ログ - 【DQ7】マリベル「アミット漁についていくわ。」【後日談】
1- 20
226: ◆N7KRije7Xs[sage saga]
2016/12/30(金) 19:04:24.72 ID:KJrfrKrx0

以上第8話でした。

『会議は踊る、されど進まず』

1814年から翌年まで開催された各国首脳の集まり「ウィーン会議」。
今回は遅々として進まない会議の様子を揶揄した言葉から着想を得て書き起こしました。

もともと取り決めなんぞとは縁遠そうな平和な町で招集された町民会議。
住民たちはそれが何のためなのかすら知らずにただどんちゃん騒ぎに興じる。
そんなもどかしい状況を打破するために登場してもらったのが学者の卵ベックくん。
アズモフ博士の助手として期待されている(?)彼だからこそ、注目を集め、本題に戻すことができた。
お話の流れはそんな感じです。
(ついでにアルスたちの報われない苦労をここで暴露してもらいました)

また、今回のお話ではアミット号の漁師たちがちょっとした商売をします。
獲れたての魚であればだれだって買い付けたくなりますよね。
冷凍技術の無いドラクエ世界においてアミット漁のような遠洋漁業となると
獲った獲物の大抵は塩漬けか干物かといった加工品になってしまいます。
よってそれだけ新鮮な食材には高値が付いたことでしょう。
であるならば新鮮なうちに出せるのであれば売ってしまうにこしたことはない。
(結果的に持ち帰った貨幣が誰の懐を潤し、誰が得をするのかはさておき)
そこで故郷へ持ち帰る収穫もそこそこに、ある程度は寄港先で売ってしまおうというわけです。

そしてこのお話からマリベルとボルカノはより打ち解けた仲になります。
それは二人が網元の娘と船長という立場を超え、互いを家族として認識し始めている証です。
片や娘ができたような。
片やもう一人父親ができたような。
アルスも含めそんな三人を温かく見守っていただければと思います。

…………………

◇次回はさらに北を目指して海を駆けます。
しかしそこで待っていたのは……?




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/1492.79 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice