過去ログ - 【DQ7】マリベル「アミット漁についていくわ。」【後日談】
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232: ◆N7KRije7Xs[sage saga]
2016/12/31(土) 15:21:35.49 ID:OqFe7abd0

*「アルスさん! マリベルさん!」

アルス「アズモフ博士に ベックさん!」

翌朝、宿を出た少年たちが町の入口まで来ると、再び航海の旅に出る一行を見送りに学者の青年と博士がやってきていた。

ベック「……そうですか。もう 行ってしまいますか…。」

アズモフ「寂しくなりますね。」

ベック「本当はもっと アルスさんたちの 話を聞きたかったんだけどなあ。」

アルス「すいません。次の予定もありますので……。」

マリベル「うふふっ。旅の話なら 暇になった時にでも 遊びに来るから その時にね。」

名残惜し気な青年に少女が微笑む。

アズモフ「いや しかし ベックくん。ここは僕らが エスタード島に行くのも いいかもしれませんね。」

ベック「どういうことですか はかせ。」

アズモフ「アルスさんたちの お話にある そのエスタード島の 神殿というものが 非常に 興味深いと思いませんか?」

ベック「なるほど! 調査も兼ねて 遊びに行くんですね。」

博士の提案に青年は目を輝かせる。

アズモフ「そういうことです。それなら 私たちも ゆっくり話を聞くことができるでしょう。」

マリベル「……決まりのようね。その時を 楽しみにしておきなさい!」

アルス「宿もない村ですけどね。ぼくたちの家でよければ いつでも 歓迎します。」

ボルカノ「わっはっはっ! 遠い地からの 客とあれば うちの母さんも 張り切って 腕を振るうだろうな。」

コック長「わしらも 村にいる時であれば 名産の海の幸を 存分に振舞いますぞ。」

ベック「わあ! それは 楽しみだなあ。」

学術調査のためとはいえ、これほどまでに歓迎してくれるとあってははやる気持ちを抑えられないのか、青年は今からもう待ちきれない様子で握り拳をつくる。

ベック「あ でもその前に 今回の調査の内容を まとめなきゃ。」

アズモフ「きっと いい論文が できますよ。」

マリベル「期待してるわよ。なんせ このマリベルさまと その仲間たちの 活躍のおかげなんですからねー! おほほほっ!」

おどけた様で少女は高らかに笑う。

ボルカノ「よし それじゃ そろそろ 行くか!」

ベック「お気をつけて!」

アルス「はい! それじゃ お元気で……。」




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