過去ログ - 【DQ7】マリベル「アミット漁についていくわ。」【後日談】
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347: ◆N7KRije7Xs[sage saga]
2017/01/04(水) 19:39:19.42 ID:NuDoDGza0

マリベル「あれは ひょっとすると ひょっとするわね。」

漁師たちのもとへ向かいながら少女が言う。

アルス「何が?」

マリベル「ん? なんでもないわよ。」
マリベル「それにしても 何気なしに 言っちゃったけど 女王さまにも 3バカで通用するのね あいつら。」

アルス「ははは… 悪名高いって いつだか 城の人が言ってたもんね。」

マリベル「これじゃ あの3人が どれだけ頑張っても 女王様と結婚する可能性は 皆無ね。」

アルス「族長にだって 周りの反対で 絶対なれないだろうね。」

マリベル「あったりまえよ! あんなのが族長になっちゃったら あの村は終わりね。」

アルス「ははは… あ 父さん!」

そんなことを言っているうちに地上階までたどり着いた少年は父親に声をかける。

ボルカノ「よう アルス。首尾はどうだったよ?」

アルス「うん 肯定的な答えをもらえたよ。あとの話は 向こうから 人を派遣して進めるってさ。」

ボルカノ「そうか じゃあ オレたちの 役目はおしまいだな。」

アルス「うん それで 今夜はご馳走してくれるって。」

マリベル「ここの料理って 独特のスパイスが効いてて 美味しいのよね〜。」

*「おお! 本当ですか そりゃ!」

*「残してきた奴らに 悪いなあ。」

マリベル「しょうがないじゃない。帰ったら 土産話だけでも してあげましょ?」

*「それも そうですね!」



マリベル「ああああっ!」



まるで飯番の男の顔を見て思い出したかのように少女が声を上げる。

*「えっ どうかしました?」

マリベル「忘れてたっ! お昼ご飯 まだ食べてないんだった!」

アルス「そうだったね。」

マリベル「アルス! 食堂に行くわよ! もたもたしないでよねっ!」

アルス「食堂は逃げないよ……。」

太陽の照り付ける昼下がり、遅めの昼食をとるべく二人は再び元来た道を戻り地下へと降りていくのだった。





それから時間は流れ…。







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