過去ログ - 【DQ7】マリベル「アミット漁についていくわ。」【後日談】
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528: ◆N7KRije7Xs[sage saga]
2017/01/09(月) 21:02:37.45 ID:3FxrOVId0

マリベル「まぶし……。」

甲板へやってきた少女は朝日の眩しさに思わず顔を隠す。
腕に抱いた三毛猫も眩しそうに眼をつむっている。

空にはそれなりに雲はあったが本日も概ね晴れのようだった。

マリベル「平和な朝ね〜。」

トパーズ「ナー。」

辺りを見回しても人は見当たらず、閑散とした港にはカモメの鳴き声が木霊しているだけだった。

マリベル「散歩でも しようっか?」

トパーズ「なおー……。」

そう言って三毛猫を降ろし、港と呼ぶには少々小さい船着き場へと降りて辺りを散策する。

マリベル「…………………。」

トパーズ「…………………。」

“何か変わったものはないだろうか。”

そんな期待を胸に少女も三毛猫も無言で歩く。
しかし船が二隻泊まれる程度のこの船着き場にそんな興味深いものなどあるはずもなく、少女はつまらなそうに近くの係船柱に腰かける。

マリベル「なにも ないわね〜。」

トパーズ「…………………。」

ため息をつく少女を他所に三毛猫は入念に辺りの匂いを嗅いでいる。
知らない土地にくれば大抵こうなるのだからおかしな話ではないのだが、それが一層少女にはつれなく見えてしまう。

マリベル「はぁ……。」





*「どうしたの?」







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