過去ログ - 【DQ7】マリベル「アミット漁についていくわ。」【後日談】
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551: ◆N7KRije7Xs[sage saga]
2017/01/09(月) 21:35:05.86 ID:3FxrOVId0



*「それじゃ あの二人は どこまで いってるんだ?」



カウンターで飲んでいる少年と少女の背中を横目に漁師たちはひっそりと俗な話で盛り上がっていた。

*「あんまり 現場は見てねえから わからんが コック長たちの話じゃ 同じベッドで 寝てたとか なんとか……。」

広間を照らすロウソクの灯りが会話に妖しい雰囲気を漂わせていく。

*「おい それって もう……。」

*「さあな。だけどよ ここのところの 仲の良さを見てると あながち 間違いじゃないかもしれねえな。」

確かに漁師たちの目から見ても“お嬢様と付き人”くらいの関係にしか見えなかった二人が、
いつの間にか“かかあ天下”のような関係に昇格したような印象を受けていた。
正確に言えばもともと仲は良かったのだろうが、今ではずっとお互いの距離が近くなりどこからどう見ても恋人に見えるのである。
それに加えて“そんな噂”を聞けば“そんな発想”になるのも無理はないことだった。

*「うぇっへっへ! しかし アルスも 隅に 置けないやつだな。」

*「まさか アミットさんの娘を めとるなんてよ! ぐへへへ……。」





*「ちょっと〜?」





*「「ひぃ!」」

思わずかけられた言葉に二人の背筋が凍る。

マリベル「あたしが アルスと なんですって〜?」

少女の目は座っていた。



*「お おたすけー!」



今日出くわしたどんな魔物よりも恐ろしいモンスターがそこにはいたのだった。



マリベル「おほほほほ〜 待ちなさ〜い?」



こうして酒を酌み交わしながら、漁船アミット号一行は久しぶりに全員そろって宿で楽しく一晩を過ごしたのだった。





そして……




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