過去ログ - 【DQ7】マリベル「アミット漁についていくわ。」【後日談】
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6: ◆N7KRije7Xs[sage saga]
2016/12/23(金) 23:42:06.12 ID:YeaCfPgp0
フィッシュベルからしばらく船を走らせた先で船員の一人が望遠鏡を片手に叫ぶ。

「船長っ! 後方に マール・デ・ドラゴーンを確認!」

ボルカノ「しばらく 並走するぞ。」

アミット号に近づいてきたのは、水の精霊の加護を受けた伝説の一族を乗せ、かつてエスタード島が魔王により封印された際に英雄たちの足となって活躍した海賊船だった。彼らは一族の血を引く少年を乗せたアミット号の船出を見届けるべく、海原を走らせやってきたのであった。

*「「「おーい!!」」」

アルス「おーい!」

マリベル「おーい!」

*「みなさまの漁の成功を いのっておりますぞー!」 

*「アルス様 ばんざーい!!」

*「ボルカノ殿 ばんざーい!!」

ボルカノ「そっちも 達者でなーっ!」

海賊たちを乗せた巨大な船は祝砲を上げ、少年たちの姿を見届けた後、ゆっくりと進路を大海へ、当てもない旅へと舵を切っていった。その甲板の上では、一族の長が妻と共に息子の成長を誇りに思いながら、名残惜し気に地平線に消えゆく船の姿を見つめていた。そうしてその姿が見えなくなると、その場の指揮を副官に任せ、妻と二人、船室の中へと消えていくのだった。



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