過去ログ - 【DQ7】マリベル「アミット漁についていくわ。」【後日談】
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◆N7KRije7Xs
[sage saga]
2017/01/12(木) 19:16:10.98 ID:/ZAUKCR40
アルス「えっ バレた!?」
マリベル「シーっ!」
マリベル「大きな声で 言わないでよっ! 余計に あやしまれちゃうじゃないっ!」
そういって少女は少年の口を塞ぐ。
*「……?」
近くにいた漁師が不思議そうにあたりをキョロキョロと見渡す。
アルス「モガモガ…… ぷはぁ!」
アルス「ど どうして わかったんだろ……。」
物陰に隠れたところでようやく口を解放された少年が呟く。
マリベル「肌の加減で あたしが 温泉に入ったことは わかったらしいんだけど……。」
アルス「それにしたって ぼくまで いたって どうしてわかるんだろう……。」
マリベル「侮れないわ コック長……。」
マリベル「とにかくっ! これ以上 他の人に 知られたりでもしたら 面倒どころか あたしがここ いられなくなっちゃうわ!」
マリベル「アルス! あんたは 何もなかったふりするのよ! いいわねっ。」
そうまくしたてて少女は指先を少年の顔に突きつける。
アルス「わ わかったよ……。」
やや引き気味にそれを承諾すると少年は見張りに戻って行くのだった。
マリベル「まったく 油断ならないわね。」
一人呟く少女は自身の恥ずかしさよりもとあることを気にしていた。
“なにっ アルスが うちのマリベルと 風呂に!? け けしからんっ!!”
マリベル「…こんなこと パパに知れたら なんて言うか わかったもんじゃないわ。」
万が一そんなことがあっては娘を溺愛しているあの父親のことだ、
たとい相手が信頼を置いているあの少年だったとしても何をするか。
マリベル「もう一回 コック長に 釘をさしておくかしらね。」
ほとぼりが冷めるまで少女の中の最高機密の一つとして刻み込まれたのであった。
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