過去ログ - 【DQ7】マリベル「アミット漁についていくわ。」【後日談】
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676: ◆N7KRije7Xs[sage saga]
2017/01/14(土) 18:16:15.27 ID:I8BPs1sh0

*「みなさん ようこそ マール・デ・ドラゴーンへ。」

*「ボルカノさん 元気してましたか。」

*「ほお なかなか 屈強な男ぞろいだな……。」

甲板へ引き上げられたアミット号一行は双胴船の乗組員たちから口々に声をかけられていた。

*「マリベルさん あいかわらず おきれいだね。」

マリベル「あら ありがとう。」

*「あれ アルスさまは?」

少女がいてあの少年がいないはずがないと言わんばかりに船員の一人が訊ねてくる。

マリベル「ああ あいつなら……。」



アルス「お待たせしました。」



少女が答えようとした矢先、最後に引き上げられた少年が甲板へ姿を現した。

*「おお!」

*「アルスさまだ! アルスさまが おいでになったぞ!」

*「アルスどの よく お訪ねになってくださいましたな。」

少年の登場に辺りが一斉に騒ぎ始める。

アルス「みなさん お久しぶりです。」

ボロンゴ「アルスさま 是非 お会いしていただきたい方が いらっしゃいます。」

アルス「ぼく ですか?」

ボロンゴ「はい どうぞ こちらへ。」

そう言ってかつて少年の世話役を司った船員は少年を連れて歩き出す。

マリベル「ちょっと アルス どこ行くのよ!」

その様子を見ていた少女が少年の背中に叫ぶ。

ボロンゴ「あっ!」
ボロンゴ「み みなさんも アルスさまの後で 会っていただきたいので ご一緒に  来ていただけませんか。」

慌てて船員は戻ってくると一行についてくるように言う。

ボルカノ「オレたちもか?」

*「だれっすかね?」

コック長「さあな。」

マリベル「もしかして シャークアイさん?」

この船で少年に会いたがっている人物と言えばそれぐらいしか思い当たる節がなかったのだが、返ってきたのは意外な答えだった。

ボロンゴ「いえ 総領は今 ダークパレスの調査に 向かっておりますので……。」

マリベル「え……?」

トパーズ「なおー。」

ボロンゴ「と とにかく 行きましょう!」

三毛猫の声に我に返った船乗りはそう言って急ぎ足で少年の前まで戻ってくると、
中央にある船室へと向かって再び歩き出すのだった。





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