過去ログ - 【DQ7】マリベル「アミット漁についていくわ。」【後日談】
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720: ◆N7KRije7Xs[sage saga]
2017/01/15(日) 18:24:31.79 ID:8S3LzPGC0



アルス「うーん……。」



全てを打ち明けた次の日、少年はとある客室の一角で目を覚ました。

アルス「よく 寝た……。」

それは明け方まで飲み明かしたというわりにはスッキリとした目覚めだった。
肩の荷が降りたということもあったのだが理由はまた別。

アルス「ここは…… あっ あれ?」

大きく伸びをした後、部屋の中を見回すと他にもアミット号の仲間が数名寝ていたが、少女はもちろん、父親もそこにはいなかった。



ボロンゴ「あ アルスさま お目覚めですか?」



部屋の外で待機していたであろう世話役の海賊が少年の起床に気付き、部屋に入ってきて小さな声で呼びかけてくる。

アルス「おはようございます ボロンゴさん。」

ボロンゴ「よく お休みでしたね。」

アルス「……いま どれぐらいですか?」

ボロンゴ「もうすぐ お昼になりますよ。」

アルス「えっ……。」

“しまった!”

少年は昼という言葉を聞いて焦った。
予定では本日中には次の目的地に到着していなければならないのだが、この分だと間に合うかどうかも怪しい。

アルス「ちょっと 待ってください! みんなと 起こしますから!」

ボロンゴ「ああ それなら じぶんがやっておきますから アルスさまは お顔を洗ってきては いかがですか?」

男に引き止められ、少年はいびきをかいている仲間のもとへ向かうのをやめる。

アルス「あっ そ それじゃ お言葉に甘えて……。」

ボロンゴ「いってらっしゃいませ。」





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