過去ログ - 【DQ7】マリベル「アミット漁についていくわ。」【後日談】
1- 20
752: ◆N7KRije7Xs[sage saga]
2017/01/16(月) 19:47:51.72 ID:da5wJlLm0



アルス「へえ リーサ姫 けっこう いける口だったんだ。」



再びそこまで話を聞き終えた少年が感想を口にする。

マリベル「ビックリしちゃったわよ! こっちは ちょっと ひっかけてく くらいのつもりだったのに。」
マリベル「気付いたら 三杯 キレイになくなってるんだもん。」

少女は普段おしとやかでおっとりした姫のケロっとした顔を思い出して言う。

アルス「……おしのびで 通わなければ いいんだけど。」

マリベル「そんなこと されたら あそこを教えた こっちが 危ないわ。」

“きっと国王は黙ってはいないだろう”

そんなことを少女が考えていると話題は少年の叔父に移る。

アルス「で… そうか あの人も マジメに働いてるのか……。」

難しい顔をして少年は唸る。

マリベル「調子の良さは 変わらなかったけどね。」

アルス「それで あの人が マリベルになんて言ったって?」

マリベル「い いや 別に……。」

なんとなく少女は会話の内容を省いて説明していたのだった。

アルス「え? なんか マリベルが怒るようなこと 言ったんでしょ?」

マリベル「……そうだけど。」

アルス「お父さんのこと?」

マリベル「パパのことじゃないわ。」

アルス「じゃあ きみのこと?」

マリベル「もうっ… なんでもいいじゃない!」

アルス「いや 今度 ぼくから 言っておくからさ……。」

マリベル「……何でもない。た たいしたことじゃないわ。」

自分を納得させるように少女は頷く。



アルス「……ひょっとして ぼくのこと?」



マリベル「っ! ……。」

アルス「……気になるな。」

わかりやすくを目を逸らす少女の顔を少年が覗き込む。

マリベル「た ただ あんたのおじさんが 無神経なこと 言ったりするからよ。」

身体を逸らして少年の追求から逃れようと少女は試みる。

アルス「…………………。」
アルス「まあ いいや。何にせよ きみを怒らせることを言うようなら ぼくが 許さないから。」

そう言って少年は身を引いてため息をつく。

マリベル「……ったく あんたのおじさんってば どうして あたしと アルスのこと 知ってるのかしら。」
マリベル「それとも ただの あてずっぽう?」

アルス「…………………。」
アルス「あっ そ そういうこと?」



マリベル「…あ……。」





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/1492.79 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice