過去ログ - 【DQ7】マリベル「アミット漁についていくわ。」【後日談】
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◆N7KRije7Xs
[sage saga]
2017/01/16(月) 19:50:43.75 ID:da5wJlLm0
どうやら口が勝手に動いていたらしい。少女は慌てて口を両手で隠すとそのまま固まる。
アルス「さては ぼくとの よしみで オレにラクさせてくれ〜 とか 言ってきたんでしょ?」
マリベル「……そのとおりよ。」
少女は観念したように目を閉じて腕を組む。
アルス「うーん でも まだこのことは あの二人しか 知らないはずなんだけど……。」
マリベル「どうしてかしらね?」
*「「うーん。」」
*「どうしたんだ? 二人とも そんなとこで 難しそうな顔して。」
アルス「父さん。」
二人で唸っているとそこへ少年の父親がやってきた。
アルス「ねえ 父さん。おじさんに ぼくとマリベルのことが 知られてたんだって。」
マリベル「ちょ ちょっと アルス!」
ボルカノ「ん? そりゃ お前 みんな いずれ そうなるだろうって 思ってたから 知ってるも何も……。」
マリベル「えっ…!?」
何の躊躇もなく話し出す少年に抗議する少女だったが少年の父親の一言でその動きはぴたりと止まる。
ボルカノ「まあ あんだけ 二人でいつも 行動してれば 誰だって そう思うだろう。」
ボルカノ「みんな 知らんぷりは してるがな。」
アルス「は ははは……。」
マリベル「…………………。」
どこか気恥ずかしさを紛らわすためにから笑いをする少年だったが、
ふと隣の少女が顔を青くして黙っているのに気づき名前を呼ぶ。
アルス「マリベル……?」
マリベル「あたしもう 帰れないわ……。」
アルス「ええっ!?」
マリベル「みんな そんな目で あたしたちを見てたなんて……。」
そんな恥じらいから少女は今度は顔を真赤にして俯く。
マリベル「あ アルス! どうしてくれるのよ!」
かと思えば思い切り少年に食ってかかる。
アルス「そ そんなこと 言われても!」
マリベル「は 恥ずかしいったら ありゃしないじゃないの!」
マリベル「それもこれも ぜーんぶ あんたが悪いんだからね!」
そう言って少女は真っ赤な顔のままで少年の鼻っ面を指さす。
アルス「そんな むちゃくちゃな……。」
あまりの勢いに少年は掌を胸元で見せて降参の意思表示をする。
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