過去ログ - 【DQ7】マリベル「アミット漁についていくわ。」【後日談】
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◆N7KRije7Xs
[sage saga]
2017/01/17(火) 22:47:35.24 ID:Gbhcinl20
*「コ コホン……。ようこそ また いらっしゃいましたな。」
*「見てのとおり いまこの町は 動物たちへの 感謝祭の真っ最中。」
*「もしかして また 参加していって くれるのですかな?」
マリベル「ええ その通りよ。」
*「それなら この前 お貸しした ブタさんのぬいぐるみを……。」
マリベル「いやよ! こんな美少女に ブタのかっこうなんてさせて どうするつもり?」
タンスを指さす長老に少女は机を叩いて猛抗議する。
流石に年頃の娘には耐えかねるものがあったようだ。
否、たいていの人は嫌がるものだが。
*「い いや それもまた オツなもので……。」
マリベル「……いい度胸してるじゃない?」
情けなく鼻の下を伸ばしている長老に少女が不気味な笑みを浮かべて脅す。
*「…い いやいや なんでもございませんぞ??」
*「ミミちゃ〜ん! このお二人に 余ってる ぬいぐるみを 見せて 差し上げてくれ。」
凄まじい殺気を感じ取り長老は慌てて背を向けるとわざとらしく大きな声で使用人を呼ぶ。
マリベル「……っふん。最初から そうしてれば いいのよ!」
アルス「は ははは……。」
“マリベル おそろしい子……!”
などと少年が思ってることなどつゆ知らず、少女は使用人に促されてこの前とは別のタンスの中を漁り始める。
マリベル「うーん…… あっ!」
しばらく物色を続け少女が取り出したのは真っ黒な犬とな真っ白な猫の着ぐるみだった。
アルス「それでいいの?」
マリベル「うんうん これあたしたちに ピッタリじゃない!」
アルス「ぼくは どっち?」
マリベル「はあ? 何言ってんのよ あんた。アルスが 犬に決まってるじゃない。」
マリベル「そして あたしは かわゆい ネコちゃんになるのよ〜。」
そんなことを言いながら少女はぬいぐるみを掲げてくるっと一回転する。
ミミ「あらあら ウフフ……。」
アルス「……なにそれ。」
マリベル「いいから 早く着るのよ! みんなが 来ちゃうじゃないっ。」
どうして少女が自分に犬を選んだのか分からず首を捻る少年だったが、
少女がグイグイとそれを押し付けてくるので仕方なく着替えることにしたのだった。
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