過去ログ - 【DQ7】マリベル「アミット漁についていくわ。」【後日談】
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769: ◆N7KRije7Xs[sage saga]
2017/01/17(火) 22:49:57.30 ID:Gbhcinl20

*「おっ かっこいいワンコだな!」

アルス「ど どうも……。」

*「うほっ そこの おねえちゃん オレと にゃんにゃん しねえか? ブッヒヒ。」

マリベル「フシャーッ!」

*「ピチャ ピチャ!」

[ おいしそうに 水を飲んでいる。 ]

アルス「…………………。」

長老の家を後にした少年と少女は町の中でいろんな動物のぬいぐるみたちと話をしながら時間をつぶしていた。

マリベル「…ったく どうして この上からでも 中身が わかるのかしら?」

アルス「それより 見てよ あの人 また 犬みたいに……!」

そう言って少年は慌てた様子で池のほとりにいる白い犬を指さす。もちろん四つん這いのまま。

マリベル「ばっかねー よく見なさいよ。あれは 本当の ワンちゃんよ。」

そういう少女ももちろん四つん這いなのだが。

アルス「あっ……。」

マリベル「あんたも やってくれば?」

アルス「エンリョしときます。」

*「おや あんたらは 旅人さんかい?」
*「もう少ししたら お祭りのイベントが 始まるんだけど よかったら 参加していかないか?」

そんな二人の所へ馬の着ぐるみをした男がやってきて言う。

マリベル「そうね。せっかくだから 今回は あたしたちも 当てられる側に 参加しましょうよ!」

アルス「女の人を当てる アレに?」

*「おっ そいつは 面白いね!」
*「町の連中も 知らない人の特徴は なかなか 見切れないもんだろうから いい刺激になるんじゃないか?」

“ブヒヒン”と鼻を鳴らす真似をして男が愉快そうに言う。

マリベル「だってさ! ほら 行きましょうよ!」

アルス「はいはい……。」

そう言って少年は渋々と猫のように足取り軽く歩く少女について行くのだった。





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