過去ログ - 【DQ7】マリベル「アミット漁についていくわ。」【後日談】
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84: ◆N7KRije7Xs[saga]
2016/12/26(月) 19:10:27.75 ID:PzmFtaYD0

ボルカノ「よし 昨晩言ったとおり 今日はしばらく 別行動だ。」
ボルカノ「お前ら 道中 魔物に襲われても マリベルおじょうさんに 頼ってばかり いるんじゃねえぞ!」

*「「「ウース!」」」

あくる朝、ゆるやかな北西の風が吹き続けたおかげでアミット号は無事にフォロッド城の南に到着していた。
簡易的な船着き場と番兵が二人いるだけの小さなそれだったが、要件を伝えると快く見張りを引き受けてくれた。
曰く、彼らは意識を取り戻したときには既にここにおりあまり事態を呑み込めていないようだった。
しかし魔王が倒れたことを伝えると安堵の表情を浮かべ、英雄との出会いを素直に喜んでくれたのだった。

アルス「それじゃ 行ってくるね。マリベル 身の危険を感じたら ルーラで すぐに飛んできてね!」

マリベル「わかってるわよ。アルスこそ 王さまの前で 失礼のないようにするのよ。」

アルス「うん。それじゃ 父さん ぼくに つかまって。」

ボルカノ「こうか?」

アルス「行くよ!」

[ アルスは ルーラを となえた! ]

マリベル「アイラに よろしくねー!!」

少年は頷くとするとふわりと体を浮かせ、父親を連れて遥か彼方へと飛んで行ってしまった。

その後には黄色く光る羽の美しい軌跡だけが残されていた。

マリベル「さて あたしたちも 行くとしましょうか。まずは そこの丘を 右から 迂回するわよ。」

*「「「おおーっ!!」」」

そして少女たちも堅牢な壁に囲まれた若き王のいる城へと歩き出すのであった。



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