過去ログ - 【DQ7】マリベル「アミット漁についていくわ。」【後日談】
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858: ◆N7KRije7Xs[sage saga]
2017/01/19(木) 20:15:48.56 ID:lJAdciEW0

少女の馬頭に業を煮やした半魚人が残っている魔物たちに向かって号令をかける。

*「「「ぐおおおおおお!!」」」

すると海面下に潜んでいた魔物たちが一斉に浮上し、アミット号を目がけて一直線に襲い掛かってきた。

マリベル「……マストに 当たらないでよね!!」

そう呟くと少女は魔力を集中させ、天ではなく足元に手を付けて念じる。



マリベル「落ちなさいっ! ジゴスパーク!!」



[ マリベルは じごくから いかずちを よびよせた! ]

[ まもののむれに 268 から 290 のダメージ! ]

少女の放った黒く光る雷は誘導されたかのように漁船の周りを取り囲んでいた魔物たちを突き刺し、あっという間に沈めてしまった。

*「うおっ!!」

あまりの恐ろしい光景に帆を操っていた漁師が慌てて身をかがめる。

*「な なんだと〜〜っ?!」

一瞬で海の藻屑と化した配下の魔物たちを目の当たりにし、半魚人たちは愕然とした様子で甲板に立つ少女を見つめる。

アルス「最初から みんな かかって来てくれたら 楽だったのにね。」

マリベル「ええ まったくよ。」

“パンパン”と手を払って少女が面倒くさそうに返す。

*「お おのれら〜〜〜!」

*「ま まさか ここまでとは……!」

*「魔王殺しの名は ダテじゃねえってわけかよ……!」

見下すような視線を受けて魔物たちは憎々し気に二人を睨む。

*「だが! お前たちの 命運も ここで尽きる!!」

*「そうだっ! あのお方に かかれば 貴様らなど 一ひねりだ!」

マリベル「あのお方って だれよ!」

含みを持たせた言いかたをする魔物たちに少女が問う。

*「ぶひょひょひょ!」
*「オレたち一族の 救世主にして 最強の男よ!」

*「海の魔神 グラコスを名乗る 新しい 魔族の王よ!」

アルス「なんだってっ!?」

聞き覚えのある名前に少年が食いつく。

*「しか〜し! あのお方の目を わずらわすまでもない!」

*「そうだともよ! オレたちが ここで 貴様らを 船ごと 沈めてくれよう!」

*「ぶひゃっひゃっひゃっひゃ!」
*「フロッグキング! 出番だ!」





*「うむ。」







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