過去ログ - 【DQ7】マリベル「アミット漁についていくわ。」【後日談】
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◆N7KRije7Xs
[sage saga]
2016/12/26(月) 19:36:12.49 ID:PzmFtaYD0
*「おお そなたは アルスでないか!」
声の方へ振り向くとそこにはカラクリの開発に熱を上げていた若き王が立っていた。
アルス「王さま ご無沙汰しております。ご無事で なによりです。」
フォロッド王「はっはっは! まさか エスタード島からの 使者が そなたであったとはな。驚いたよ。」
フォロッド王「……して そちらは?」
若き王は少年の隣に立つ大柄の男に尋ねる。
ボルカノ「ボルカノと 申します。 アルスの父で エスタード島の漁師をしております。今回は バーンズ王の命により まいりました。」
フォロッド王「なんと アルスのお父君で あったか。これは これは。」
フォロッド王「わたしは 若造ながらここの王をしている者だ。どうぞ よろしく。」
ボルカノ「ははっ。」
フォロッド王「ろくな 歓迎もできず 申し訳ない。」
フォロッド王「なにせ つい先日まで我々は 魔王によって どことも 分からぬ 空間に 閉じ込められていたのでな。」
フォロッド王「城の者も ピリピリしているのだよ。」
アルス「……そのことなのですが 魔王は滅びました。」
フォロッド王「何! それは まことかっ!」
少年の言葉に若き王は身を乗り出して驚きを顕にする。
ボルカノ「ええ こいつが 奴に 神サマとやらに代わって 鉄槌を下してくれたんです。」
フォロッド王「そうか… そうであったのか。」
フォロッド王「我々が 解放されたのは 魔王がいなくなったからであったか。もしや とは 思ったが…。」
二人の言葉に合点がいったのか、王は腰を深く落とし目を伏せる。
アルス「ぼくたちは 平和になった今 こうして 漁をしながら 世界中を 回っているんです。」
ボルカノ「それで 私たちの 王から 書状を 預かっております。」
[ ボルカノは バーンズ王の手紙・改を 手わたした! ]
フォロッド王「…………………。」
手渡された締約書に目を通しながら王は険しい表情で呟く。
フォロッド王「なるほど 海には 未だ 魔物が 出るか。確かに 交易を 行う以上 野放しには しておけぬな。」
アルス「…………………。」
フォロッド王「あい わかった。それでは 後日 グランエスタードに使いをよこそう。」
ボルカノ「ありがとうございます。」
フォロッド王「いやいや 礼を言わねば ならんのは こちらの方だ。こうして 生きていられるのは アルスや その仲間の おかげなのだからな。」
深々と礼をする少年の父親に王は年相応の爽やかな笑顔で応えてみせる。
アルス「……そういえば ぼくらの 仲間が 先に こちらに 到着しているはず なのですが…。」
少年は辺りを見回し、少女たちの姿がないことに気付く。
フォロッド王「む? そうなのか? 報告では 魔王の手先が現れたとしか 聞いておらぬがな。」
アルス「魔王の手先?」
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