過去ログ - 【DQ7】マリベル「アミット漁についていくわ。」【後日談】
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◆N7KRije7Xs
[sage saga]
2017/01/21(土) 18:26:50.31 ID:iolHgxip0
アミット「…………………。」
*「…………………。」
アルス「あの……。」
一階の居間まで連れてこられた少年は少女の両親を前にどこか居づらそうに肩を強張らせていた。
*「…………………。」
しかしそんな少年とは対称的に少女の両親の表情は非常に柔らかいものだった。
アミット「……アルスよ お前が 無事に帰って来てくれて 本当に良かった。」
アルス「……ご心配 おかけしました。」
少女の父親の言葉に少年は俯いて目を伏せる。
*「そんなに 自分を 責めないで アルス。」
*「あなたが 戻って来てくれた。それだけで みんな 明日からの希望を 取り戻せたんだから。」
アルス「そんな……。」
少女の母親の微笑みに少年はバツが悪そうに頭を掻く。
アミット「まったく その通りだよ。」
アミット「とくに わしからは お前に… いや。きみに お礼を 言わねばならん。」
アミット「きみが いなければ あのまま マリベルは 死んでいたかもしれないんじゃ。」
アミット「……よくぞ 生きて 戻ってきてくれた。」
アミット「ありがとう アルス。」
アルス「よ よしてください アミットさん……。」
アミット「マリベルから 聞いたよ。」
アミット「きみが いかに マリベルのことを 想っていたか。」
アミット「……あの子が きみを どれだけ 想っていたか。」
アルス「…………………。」
*「マリベルを 見ていたら すぐにわかったわ。」
*「あの子と あなたが どれほど 固い絆で結ばれていたか。」
アミット「だれもが あきらめていたが あの子は 最後まで きみを 信じていたようじゃ。」
アミット「あの時 あの子が あそこに行ったのも 何かを感じていたからなのだろう。」
*「不甲斐ないけど 私たちでは どうやっても あの子の傷を 癒してあげられなかったわ。」
*「……アルス あの子には あなたが 必要なのよ。」
アミット「こんなことを わしらの口から 話すのも 情けないことではあるが……。」
アミット「アルス どうか……。」
アルス「待ってください。」
アミット「……!」
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