過去ログ - 【デレマスSS】加蓮「意地とプライド」
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5: ◆uYNNmHkuwIgM
2016/12/24(土) 15:07:01.82 ID:a32PSQZi0

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加蓮「病院の慰問?」
以下略



6: ◆uYNNmHkuwIgM
2016/12/24(土) 15:08:48.91 ID:a32PSQZi0

そんな私の複雑な気持ちを見通したのか、プロデューサーさんが言葉を続ける。

デレP「実はな、こういう話は前から何個も来てたんだ。でも、全部断った」

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7: ◆uYNNmHkuwIgM
2016/12/24(土) 15:09:50.35 ID:a32PSQZi0

返ってきた答えは、その通りだった。

デレP「あと一歩まで来られたからかな。乗り越えるだけの強さと覚悟は手に入れたから、あとはきちんと向き合って進むだけだって思ったから」

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8: ◆uYNNmHkuwIgM
2016/12/24(土) 15:12:31.97 ID:a32PSQZi0

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加蓮「はーい。じゃあレッスン始めるよー。現役アイドルからレッスンを受けられる機会なんてそうそうないからねー。みんな幸せ者だよー」

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9: ◆uYNNmHkuwIgM
2016/12/24(土) 15:13:51.70 ID:a32PSQZi0

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デレP「えっ...1日トレーナー?」
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10: ◆uYNNmHkuwIgM
2016/12/24(土) 15:14:59.35 ID:a32PSQZi0

加蓮「あのね、私がひねくれてるだけかもしれないんだけどね。慰問会って私は苦手だったんだ」

加蓮「3回目を超えたあたりから辛くなって、それで参加しなくなった」

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11: ◆uYNNmHkuwIgM
2016/12/24(土) 15:15:39.79 ID:a32PSQZi0

私の言葉を聞いて、じーっと考えるプロデューサーさんと師長さん。時計の針の音だけが会議室に流れる。チッチッチッと何かのカウントダウンみたい。嫌な緊張感。

いくらかその音を数えていると、師長さんが口を開いて言った。

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12: ◆uYNNmHkuwIgM
2016/12/24(土) 15:16:35.70 ID:a32PSQZi0

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加蓮「よーっし、レッスンはここまで。じゃあ、みんなで歌おっか」
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13: ◆uYNNmHkuwIgM
2016/12/24(土) 15:17:32.43 ID:a32PSQZi0

加蓮「はーい、じゃあ最後に加蓮サンタからみんなにプレゼントだよー。でも、私欲張りサンタだから、プレゼントあげるだけじゃ嫌なんだ」

加蓮「だから、いつか、病院を卒業した時に私にプレゼントを返しに来てね。いつまでも、待ってるから」

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14: ◆uYNNmHkuwIgM
2016/12/24(土) 15:18:49.20 ID:a32PSQZi0

最後の1人まで渡し終えて、私は違和感に気がつく。あれ?一個プレゼントが余ってる。

みんなにプレゼントが行き渡ってるのを確認する。おかしいな?朝、プロデューサーさんと一緒に数を間違えてないか確認したのに。

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15: ◆uYNNmHkuwIgM
2016/12/24(土) 15:19:54.14 ID:a32PSQZi0

一つだけ余ったプレゼントを持って、私は看護師さんの案内について行く。途中で話を聞くと、かれこれ数年は入院し続けている重病の女の子らしい。

長すぎる入院生活に嫌気がさして、ただただ治療を受け続けているだけの状態らしい。なんかそんな子、どこかで聞いたことある。きっと美少女だって思うな。

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