過去ログ - 【ミリマス】ジュリア「路地裏のギタリスト」
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1: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2016/12/25(日) 00:31:07.07 ID:eedRDM3mo

出会ったのは汚い路地だった。
地べたに座るそいつは、ボロボロに汚れたギターを一本抱えて歌っていた。


ホームレスに見間違うほどの汚れた服とボサボサの長髪は
目を合わせたくないと思う容姿だった。


昴「どうしたんだ?」

ジュリア「いや……何でもない」




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2: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2016/12/25(日) 00:32:57.68 ID:eedRDM3mo


少し歩いた所で昴に「何か気になってるのか?」と聞かれた。図星だった。


以下略



3: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2016/12/25(日) 00:38:20.86 ID:eedRDM3mo

駆け足で戻ると、さっき居た場所にはもう居なかった。
ホームレスみたいな見た目のくせに動きははえーんだな。


以下略



4: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2016/12/25(日) 00:40:02.10 ID:eedRDM3mo

――。


昴「今日も、何か上手くいかないって感じだったか?」
以下略



5: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2016/12/25(日) 00:40:57.24 ID:eedRDM3mo

ジュリア「ああ、すまん。……で、昨日なんで帰ったんだよ」

昴「はあ? 普通帰るだろ、あの流れは」

以下略



6: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2016/12/25(日) 00:43:12.01 ID:eedRDM3mo


昴「寒いし暗いし、早く帰ろうぜー」

ジュリア「だな。さっさと帰ろうぜ」
以下略



7: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2016/12/25(日) 00:45:08.47 ID:eedRDM3mo


そして、見つけてしまった。


以下略



8: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2016/12/25(日) 00:47:12.94 ID:eedRDM3mo


ジュリア「昴、この曲、知ってるか?」

昴「ん? ……いや、分かんない」
以下略



9: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2016/12/25(日) 00:49:02.28 ID:eedRDM3mo



あたし達2人は、昴は付き合わせたが、
そいつの一曲を終わるまで待っていた。
以下略



10: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2016/12/25(日) 00:50:30.45 ID:eedRDM3mo



ジュリア「あの、その曲ってオリジナルですか?」

以下略



11: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2016/12/25(日) 00:51:42.36 ID:eedRDM3mo



ジュリア「どう? あたしもあんたみたいな曲を作って皆の前で歌いたいって思った」

以下略



12: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2016/12/25(日) 00:53:02.07 ID:eedRDM3mo


「……さあな。気持ちが良いからだ」

ジュリア「あたしもあんたの曲を聞いて、すごく気持ちが良かった」
以下略



13: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2016/12/25(日) 00:55:41.98 ID:eedRDM3mo


「君もギターやるんだろう? これ、あげるよ」

ジュリア「ピック? いや、いらねーけど」
以下略



14: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2016/12/25(日) 00:57:19.50 ID:eedRDM3mo


さっきこいつは死んだ友人が作った曲だと言っていた。
……こいつもいつかどこかで音楽をやる仲間が一緒にいたんだな。

以下略



15: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2016/12/25(日) 00:59:13.65 ID:eedRDM3mo


ジュリア「あのさあオッサン」

昴「ジュリア。それ以上は」
以下略



16: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2016/12/25(日) 01:00:35.83 ID:eedRDM3mo


ジュリア「昴、大丈夫だ。このオッサンみたいに良い曲作る奴に悪いヤツはいねえって」


以下略



17: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2016/12/25(日) 01:01:15.00 ID:eedRDM3mo


音楽を始めていいのは身なりの整った人間だけしかできないのか?
違うだろ。

以下略



18: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2016/12/25(日) 01:02:03.07 ID:eedRDM3mo





以下略



19: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2016/12/25(日) 01:02:44.63 ID:eedRDM3mo



振り返るとまだギターの片付けをしているだろうと思っていた
あのホームレスのおっさんはどこにも居なかった。
以下略



20: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2016/12/25(日) 01:03:44.23 ID:eedRDM3mo


ジュリア「曲は!? 聞いただろ!?」

昴「オレはジュリアが何を言ってるのか分からないって答えただけだ」
以下略



21: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2016/12/25(日) 01:05:18.47 ID:eedRDM3mo


そんな中、手がポケットに辺り、中に違和感を感じた。
あたしはすぐに上着のポケットに手を突っ込み中を探る。

以下略



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