過去ログ - 【グリモア】風子「新しい転校生・・・6歳?」卯衣「約束を果たしましょう」
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684: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2017/03/15(水) 00:03:43.83 ID:uAxJdH7c0
〜【裏】沙那と会った時〜

沙那「・・・そうですか。【表】の私とあなたは、そのように出会ったのですね」

転校生「うん」

転校生「・・・さーちゃんのこうちゃ、あじいっしょだね。どっちもおいしい・・・」

沙那「ありがとうございます。今この場では、これくらいしかできませんから」

沙那「このような状況に巻き込まれて大変だとは思いますが、せめて今の間くらいはゆっくりしていてください」

転校生「うん、ありがと」

沙那「・・・・・・・・・・・・」

転校生「・・・・・・・・・・・・」

沙那「・・・初音様とは、どのように接触なさっているのでしょうか?」

転校生「ぼく?はっちゃんとはねー・・・はっちゃんは、ししょー!」

沙那「師匠、ですか?」

転校生「うん!スカートめくりとか、かおにらくがきとか・・・いっぱいおしえてもらってるの!」

沙那「スカートめくりに落書き・・・かつての初音様と同じことを・・・」

沙那「・・・やはり、同一人物、なのですね。それで、怒られたりは?」

転校生「ふーちゃん・・・みなづきさんとか、さっちゃん・・・ひかわさんとかにおこられるよ」

沙那「そうでしょうね。いえ、水無月さんが叱る、ですか。・・・きっと、風紀委員長としてではないのでしょうね」

沙那「今こちらでは生徒会長ですが・・・風紀委員として忠告等をすることはあっても、叱るという行為はしなかったように思えます」

沙那「きっと、そちら側は明るくて、楽しくて・・・居心地がいい、そんな学園なんでしょうね」

転校生「・・・・・・うん」

沙那「こちらの学園は、いつも派閥間でギスギスしていて、居心地がいいとはとても言えませんから」

沙那「なるべく早く、返してあげたいですね」

転校生「・・・・・・・あの、さ」

沙那「お断りします」

転校生「・・・・・・だめ?」

沙那「はい。私は、こちら側の人間です。こちらの世界で初音様をお守りする義務があります」

沙那「だから、そちら側には行けません」

転校生「・・・・・・・・・・・・」

沙那「泣かないでください。いいんです。私は、初音様にお仕えできるだけで、十分幸せなのですから」

沙那「そして、初音様が笑顔でいられるのは、この上ない至福と言えるでしょう。ですから、あなたは」

沙那「やはり、何事もなく戻っていただかないといけませんね」


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