過去ログ - 廃墟と化した鎮守府の秘密 -SS速報VIP

過去ログ - 廃墟と化した鎮守府の秘密

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723: ◆Paxl0Q5Mlk[saga]
2017/01/07(土) 02:57:17.17 ID:TiDKqNo20
阿武隈「さぁて……。2人も回復したことだし、あとはここから脱出するだけね」

時雨「初霜も夕立も、航行に出ることは大丈夫そう？」

初霜「はい。弾薬こそありませんけど、燃料は十分に補給できましたし、艤装にも問題ありません」

以下略

724: ◆Paxl0Q5Mlk[saga]
2017/01/07(土) 02:58:12.56 ID:TiDKqNo20
-埠頭-

阿武隈「少し波はあるけど……海に出るならここが一番確実ね」

阿武隈「みんな、艤装を展開して！」

以下略

725: ◆Paxl0Q5Mlk[saga]
2017/01/07(土) 03:01:12.78 ID:TiDKqNo20
-海上-

阿武隈「もうあの島からだいぶ離れたところまで来たわね……。進路はこのままでいい？」

時雨「しばらくはこのまま。元の航路までの到達予想時間は、およそ40分ってところかな」

以下略

726: ◆Paxl0Q5Mlk[saga]
2017/01/07(土) 03:02:12.94 ID:TiDKqNo20
阿武隈「ノイズが治まってきたわ……。いったい何だったのかしら？」

不知火「阿武隈さん！　電探が回復しました！」

阿武隈「えっ？」

以下略

727: ◆Paxl0Q5Mlk[saga]
2017/01/07(土) 03:03:40.16 ID:TiDKqNo20
時雨「……夜間偵察機か」

不知火「我々の位置を知られる前に、撃ち落としますか？」

阿武隈「待って！　あれってまさか……」

以下略

728: ◆Paxl0Q5Mlk[saga]
2017/01/07(土) 03:08:42.41 ID:TiDKqNo20
～事件から2日後～

-柱島鎮守府　執務室-

以下略

729: ◆Paxl0Q5Mlk[saga]
2017/01/07(土) 03:09:54.14 ID:TiDKqNo20
時雨「それで提督、僕をここに呼んだのは……あの鎮守府のことだよね？」

提督「ああ……。そのことだが」

提督「皆から報告を受けたあと、明石に命じて化学防護機能を持たせた艦隊を編成した。時雨の報告通りなら未知の化学兵器による影響も危惧されるからな」

以下略

730: ◆Paxl0Q5Mlk[saga]
2017/01/07(土) 03:11:45.73 ID:TiDKqNo20
時雨「えっ？」

時雨「そ、そんな……そんなわけないよ！　だって僕たちは――」

提督「すまない、言い方に語弊があった。正確に言うと『鎮守府の跡地があったと思わしき痕跡は発見できた』とのことだ」

以下略

731: ◆Paxl0Q5Mlk[saga]
2017/01/07(土) 03:13:12.02 ID:TiDKqNo20
時雨「そんな……馬鹿な……」

提督「偵察写真だけでなく、実際に艦隊も同島に上陸し跡地周辺の探索を行ったが、建物や資材の残骸……時雨が言っていた地下施設も、確認することは出来なかった」

時雨「どこか他の島と間違えてるってことは？」

以下略

732: ◆Paxl0Q5Mlk[saga]
2017/01/07(土) 03:15:00.82 ID:TiDKqNo20
時雨「それじゃあ……僕たちが見た物は……あの鎮守府はいったい、何だったんだ……」

提督「それはわからない。だが、私としては――」

時雨「？」

以下略

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