過去ログ - マシュ・キリエライト「わたしの、先輩」
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3: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2016/12/26(月) 02:58:33.28 ID:oaYbpXUL0

「何もすることがない、というのは初めての体験ですが、先輩となら悪くないどころか、良いとすら言えます」

「……じゃあ。明日には忙しくなるらしいけど、今まで頑張った分、ちょこっとだけ休んでも罰は当たらないかな」

「はい、きっと。この時間は、わたしと先輩の勝ち取ったものですから」

わたしがそう言うと、先輩はにっこり微笑んで私の手を掴んで立ち上がりました。

「行こうか」

どこへ行くのかは問いません。

何より、わたしは、先輩のサーヴァントです。

先輩があるところに、わたし在り。です。

攻撃を受けたカルデアの損害は、大きく、修復作業に取り掛かっているスタッフの方々の間を手を繋いで闊歩するという行為には、少し、抵抗と罪悪感を抱きましたが、それはそれ。

どうせ、恥ずかしいのならば、もっと、傍に。

わたしは、ぐいっと先輩の手を引き、そのまま抱き抱えました。



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