過去ログ - 十時愛梨「炬燵へ潜ってぎゅうっとちゅうっと」
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名無しNIPPER
[sage saga]
2016/12/26(月) 17:54:11.09 ID:qbZmhicG0
「そっかそっか。……それで、ぷんぷんな愛梨は何がご所望なのかな?」
「えっとですね。今度はプロデューサーさんからしてほしい、です」
「僕から?」
「そうです。……プロデューサーさんのほうから、私に。いっぱい、いーっぱい、キスしてほしいんです」
「キスかぁ」
「キスです。触れるだけの優しいキスも、吸ったり舐めたりするとろとろなキスも、お口の中のぜんぶを絡め合う幸せなキスも、どれもどれも何もかもです」
「そっか。……キスね、いいよ、それじゃ」
「ん……」
「ん、ちゅっ」
「……」
「……」
「……? えっと、プロデューサーさん……?」
「どうしたの、そんなに呆けちゃって」
「え、だって、今の」
「キスだよ? 愛梨に求められた通り、ちゅーって」
「……プロデューサーさん」
「ふふ、ごめんごめん。……愛梨があんまり可愛いものだからさ、つい悪戯心がね」
「……酷いです。プロデューサーさん、意地悪です……」
「キスはしたでしょ。可愛い愛梨へ、愛玩の鼻へのキス」
「口にしてほしかったのに……」
「口にしてもよかったんだけどさ」
「……むー!」
「ん、っと……もう、膨れながらキスしてくるのはどうなの」
「キスー……プロデューサーさんと……プロデューサーさんからの、ちゅー……」
「そんなに落ち込まれても」
「……ぶぅ。……分かりました。いいです。いいですもん」
「愛梨?」
「プロデューサーさん。身体、上を向くようにちょっと動かしてください」
「上に?」
「上です」
「ん、まぁ、いいけど……」
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