10:名無しNIPPER[saga]
2016/12/26(月) 21:42:17.92 ID:ZK6xe4Abo
「ごめんなさい。私もうすぐ戻らないと……」
「じゃあ、その前に皆で写真……撮ろ……?」
家族写真に邪魔してはいけないと立ち去ろうとすると、雪美ちゃんは袖を掴んで「Pも一緒……」と言ったので、私も写ることになった。
「いいんですか? 折角の家族写真なのに……」
「いいんですよ。そのほうがこの子も喜ぶと思いますから」
今日は全員そろっているわけではないらしく、雪美ちゃんのおばあちゃんがいないらしい。
何でも、百人一首の全国大会に出場しているらしい。
そのおばあちゃんに仕込まれた雪美ちゃんがかるたで圧倒的強さを発揮したのにも納得がいった。
「ええ、全員そろった写真はまたその時に撮ればいいですからね。今度はそちらのご家族も一緒に……ね?」
刻々と撮影までの時は迫る。
「1たす1は……?」
「に−!」
私の頬に柔らかい感触があって、その瞬間の空間がファインダー越しに切り取られ、保存された。
私と雪美ちゃんの大切なトクベツな一枚として。
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