9: ◆9CUtNS6CZQ[saga]
2016/12/26(月) 21:41:54.50 ID:nIhBSUOf0
プロデューサーと別れ、女子寮に入るとなにやらいつもより騒がしかった。靴を入れ奥に入るとイブがサンタクロース然とした大きな袋からプレゼントを配っていて、各々喜んでいるようだった。
そんなイブからプレゼントを受け取ると、彼女は自室で開けようと一人その場を後にした。
さて自室に入り手荷物を片付けると、受け取ったプレゼントを卓上に置いた。
縦10cmほどの白い箱がクリスマスカラーのリボンでラッピングしてあった。
しゅるりとリボンをほどき、ゆっくり蓋をあける。箱に入れた爪が何かと当たって小さくコツンと鳴った。
「これは・・・香水ですか」
見覚えがあった。数か月前、幸子がプロデューサーとショッピングに連れて行ってもらった日のこと。
デパートを巡り、行きついた先が香水販売店だった。
彼に匂いのテスターをさせ、自分にどれが似合うか聞いてみたことがあった。
プロデューサーが一番目に選んだ香水を幸子は気に入り、横目でねだったのだが、生憎そのときはもうこれ以上はお金はだせない、とあえなく断られたものだった。
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