過去ログ - 142'sとちょっと怖い話【モバマスss】
1- 20
24:名無しNIPPER
2017/01/09(月) 22:58:02.14 ID:E5Yg0KXEO
里奈「んじゃまーりょーちゃんの話が終わりましたし?次は誰の番だっけ?」

夏樹「一応次はアタシだけど…」

拓海「よし!分かってるな!?怖くない話をしろよ!?」
以下略



25:名無しNIPPER
2017/01/09(月) 22:58:45.45 ID:E5Yg0KXEO


夏樹「アイドルになる前の話だ。スカウトされるほんの少し前だったかな…」

二話目
以下略



26:名無しNIPPER
2017/01/09(月) 23:02:08.54 ID:E5Yg0KXEO
知っての通り、アタシの趣味はツーリングだ。拓海とか里奈とかはよくどっかに行ってるから分かってるだろ?

輝子も後ろに乗っけて2ケツしたことあったな?

そうそう、覚えてるよな。あの時一緒に行ったフェスは最高だったもんな。
以下略



27:名無しNIPPER
2017/01/09(月) 23:05:15.53 ID:E5Yg0KXEO

ただ…事故ることは無くてもその場にアタシが居合わせることもある。目の前で電柱や対向車と衝突した奴や、スリップしてこけたりした奴を見たりな。

ロードキルもそうだ。轢かれる瞬間を見たことは無いが死体はそこに残るからな。否が応でも目にする機会はある。

以下略



28:名無しNIPPER
2017/01/09(月) 23:06:32.33 ID:E5Yg0KXEO

その日は休日で遠出して遊びに行っていた日だった。

少し帰るのが遅れちまってな。夏の終わり頃だった事もあって日は既に落ちてて真っ暗だった。

以下略



29:名無しNIPPER
2017/01/09(月) 23:07:15.91 ID:E5Yg0KXEO

いつも通ってる道だった。でも今思えば少し変だったかもな。

普段なら暗くなってもアスファルトに熱が残ってて夜でも暑いんだが…。その日は妙に涼しかったよ。

以下略



30:名無しNIPPER
2017/01/09(月) 23:09:50.29 ID:E5Yg0KXEO

びっくりしてブレーキかけてバイクを停めて、何が落ちてるのか確認したんだ。

でも、分からなかった。

以下略



31:名無しNIPPER
2017/01/09(月) 23:15:05.63 ID:E5Yg0KXEO

時間にしたら多分10分もしなかったと思う。でも小さい猫の死体を紙袋に入れるだけだったが既にへとへとに疲れてたよ。

でも気力を振り絞って道端の地面を軽く掘って、そこに紙袋を埋めた。

以下略



32:名無しNIPPER
2017/01/09(月) 23:17:19.40 ID:E5Yg0KXEO


さて帰るか、という時にぱらぱらと雨が降り出してきたんで急いで戻った。

スリップしない程度の速度でなるべく早く走り続けた。街灯もあんまり無くて危なかったからな。
以下略



33:名無しNIPPER
2017/01/09(月) 23:18:38.32 ID:E5Yg0KXEO
見間違いかと思った。捨てられた粗大ゴミかなんかを見間違えたんだ!…ってな。

埋めたはずだし…そもそも死んでて起き上がれるはずが無かったしな。

雨で濡れたせいもあったが、尋常じゃない寒気がしてそのまま全力で走り続けた。スリップするのとか考えずにな。
以下略



34:名無しNIPPER
2017/01/09(月) 23:20:02.19 ID:E5Yg0KXEO
もうその時は全力で逃げることしか考えてなかった。

多分今までに無いくらい泣いてたし、恥も外聞も無く叫んじまってたな。

でもとうとう限界が来た。元々遊びに行っててそこそこ疲れてたし、混乱しまくって訳も分からなくなってて…そんな状態で雨の山道を全力疾走だからな。
以下略



128Res/61.73 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice