過去ログ - 142'sとちょっと怖い話【モバマスss】
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31:名無しNIPPER
2017/01/09(月) 23:15:05.63 ID:E5Yg0KXEO

時間にしたら多分10分もしなかったと思う。でも小さい猫の死体を紙袋に入れるだけだったが既にへとへとに疲れてたよ。

でも気力を振り絞って道端の地面を軽く掘って、そこに紙袋を埋めた。

以下略



32:名無しNIPPER
2017/01/09(月) 23:17:19.40 ID:E5Yg0KXEO


さて帰るか、という時にぱらぱらと雨が降り出してきたんで急いで戻った。

スリップしない程度の速度でなるべく早く走り続けた。街灯もあんまり無くて危なかったからな。
以下略



33:名無しNIPPER
2017/01/09(月) 23:18:38.32 ID:E5Yg0KXEO
見間違いかと思った。捨てられた粗大ゴミかなんかを見間違えたんだ!…ってな。

埋めたはずだし…そもそも死んでて起き上がれるはずが無かったしな。

雨で濡れたせいもあったが、尋常じゃない寒気がしてそのまま全力で走り続けた。スリップするのとか考えずにな。
以下略



34:名無しNIPPER
2017/01/09(月) 23:20:02.19 ID:E5Yg0KXEO
もうその時は全力で逃げることしか考えてなかった。

多分今までに無いくらい泣いてたし、恥も外聞も無く叫んじまってたな。

でもとうとう限界が来た。元々遊びに行っててそこそこ疲れてたし、混乱しまくって訳も分からなくなってて…そんな状態で雨の山道を全力疾走だからな。
以下略



35:名無しNIPPER
2017/01/09(月) 23:22:03.17 ID:E5Yg0KXEO
起きた瞬間も混乱しまくってたな。

確かにスリップした事は覚えてる。雨に濡れて寒かったのも覚えてる。…あの、猫の死体のことも。

でも気付いたらアタシの部屋のベッドの上。翌日の朝になっていた。
以下略



36:名無しNIPPER
2017/01/09(月) 23:23:04.42 ID:E5Yg0KXEO

そのまますぐ猫の死体を生めた場所に行った。

アタシが置いたツナの缶詰があるからすぐ分かったよ。中身はそのままだったしね。

以下略



37:名無しNIPPER
2017/01/09(月) 23:23:58.99 ID:E5Yg0KXEO



…紙袋には何も入ってなかった。

以下略



38:名無しNIPPER
2017/01/09(月) 23:25:14.84 ID:E5Yg0KXEO

夏樹「これでアタシの話はおしまいだ。どうだったかな?」

ザワザワ…

以下略



39:名無しNIPPER
2017/01/09(月) 23:28:09.11 ID:E5Yg0KXEO

拓海「いや…なんつーかさ。アタシも猫飼ってるからさ」

夏樹「あー…そういやそうだったな。猫飼ってる奴にこういう話は厳禁だったか…?」

以下略



40:名無しNIPPER
2017/01/09(月) 23:31:44.87 ID:E5Yg0KXEO
里奈「でもでも?どうして紙袋には何も入ってなかったん?」

小梅「ふふ…猫に九生有りなんて言葉通りに…生き返っているのかも…ね?」

亜季「九生…九つの命があるでありますか?」
以下略



41:名無しNIPPER
2017/01/09(月) 23:33:06.08 ID:E5Yg0KXEO
とりあえずまた一旦ここまで

もうちょい頑張って書き溜めしてきます


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