過去ログ - しほ「裏西住流によって他校を制圧する」
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16:名無しNIPPER[saga]
2016/12/27(火) 21:24:26.92 ID:ni9lWQNYo

まほ「するとどうなるか……正反対の物事に興味を持つようになる。自分が体験したことのない別世界を知りたくなる」

ミカ「………………」

まほ「……他人に嫌われ、けなされ、否定されてみたい、とな」

ミカ「っ…………」

まほ「…………そんな風に想像したことがあるんじゃないか?」

ミカ「……………………」

まほ「あるだろう?」

ミカ「……………っ」

ミカ(……………………その通りだ)

ミカ(いつからか私は……西住まほの言うような空想に浸るようになった)

ミカ(戦車道の試合で勝利したあとの祝勝会。本来なら祝福され、チームの団結力が高まり、次の試合に向けて意気込みを新たにする流れになる……はずだった。しかし急に周りが私に対する不満を露わにし始める)

ミカ(勝利に貢献したのにも関わらず、私の采配が悪いせいで苦戦したと騒ぎ出すチームメイト。私の味方は誰もおらず、全員が冷たい目で私を見ている)

ミカ(……そして……罰として反省文を書けと言われ、地面に原稿用紙とペンが置かれた。さらに両手を後ろに縛られ、この状態で書けと命じられる)ハァァ..

ミカ(私は土下座するかのように四つん這いになり、口でペンを咥えて、よだれを垂らしながら必死で反省文を書こうとする……当然まともな文字にならない。さらに周りの怒りを買い、顔に唾をかけられてしまう……///)

ミカ(髪を砂利まみれにしながら這いつくばる私を嗤う声が聞こえる。『無様』、『みっともない』、『ああなったらおしまい』……その言葉が体を震わせる。体がどうしようもなく熱く、息が荒くなっていく……)

ミカ(……私の全ては理不尽に否定される。それはとても心細くて切なく…………そして…………たまらなく心地いい///)

まほ「…………ふっ、いい顔だ」

ミカ「ぁ……」ハッ

まほ「思い出して浸っていたようだな」

ミカ「っ……//」カァァ..

まほ「…………気に入った。私がお前を飼ってやる」フフッ

ミカ「っ……!?」

ミカ(飼う……?何を言っているんだ?)



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