過去ログ - 花陽「死を視ることができる眼」
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42:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/28(水) 22:26:22.35 ID:Hhhi1HzW0
よし、ちょっとでも期待に応えるために頑張ろう。

深呼吸して肺の中の空気を入れ替え、集中する。

──やっぱり難しいんだろうなあ。

曲が流れ出したのと同時に、大量の矢印が現れました。

上がってくる矢印を、タイミングよくステップを踏んで消化しなくちゃいけない。

せり上がってくる矢印は量がもの凄く多いし、組み合わせも複雑です。

今のところはスピードが遅いから簡単だけど、これから足が追い付かないくらい速くなっていくのだと、容易に想像ができます。

一つ一つ丁寧にステップを踏んで矢印を消化していくと、いつの間にかコンボ数が三百を超えていました。

これいつ終わるんだろう。

というより、いつ難しくなるんだろう。

そうこうしている内に曲は終了して、画面にはクリアの文字が表示されました。

難関曲だっていうわりに意外と簡単だったので、少し面食らいそうです。

とにかく、これでちょっとはにこちゃんの期待に応えることができたはず。


花陽「にこちゃん、これ意外と簡単だったよお──あれ?」


振り返った先には、口を半開きにして私のことを見つめるみんなの姿がありました。


にこ「……フ、フルコンボ」



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