61:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/28(水) 22:42:54.25 ID:Hhhi1HzW0
花陽「あ、あの、どちらさまですか」
??「あなたの二つ上の先輩のシエルですよ。μ'sが結成される前から色々とちょっかいを出していた、あのお節介焼きのシエルです。ほら、私の目をよく見て──」
シエルと名乗る人の目を視ていると、段々と自分の言動に自信がなくなってきました。
あれ、どうして私はシエル先輩のことを忘れてたんだろう?
私達がμ'sとして活動できるようになったのも、シエル先輩の助力があってのことなのに。
花陽「ご、ごめんなさい、シエル先輩!私、なんて失礼なことを──」
シエル「いいんですよ、小泉さん。私とあなたの仲じゃありませんか、細かいことは水に流しちゃいましょう」
花陽「は、はい!」
シエル「さっ、遅刻してもいけませんし……他の方がくるまでウォーミングアップといきますか」
シエル先輩の一声によって、私達は朝練の準備を開始しました。
特に変わり映えしない、いつもと同じ日常。
だというのに、なにかが違う。
大切なモノを、知らないうちにすり替えられてしまったような不快感。
白昼夢にしては現実味がありすぎて、どうもぱっとしません。
いくら考えても答えに辿り着く気がしなかったので、私は途中で考えることをやめました。
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