過去ログ - 花陽「死を視ることができる眼」
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64:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/28(水) 22:45:47.42 ID:Hhhi1HzW0
硬く結ばれたはずの手は易々と解け、私達は券売機前で睨み合いました。

先輩だからとか、後輩だからとか──そんなの関係ありません。


絶対に負けられない戦いが、そこにはあったんです。


シエル「カレーがなければ、米なんてただの炭水化物の塊。摂取しすぎてスタイルが崩れたらアイドル活動に支障をきたしますよ……小泉さん」

花陽「お米はこの国の主食で、絶対に切っても切れない関係なんです。お米がなければカレーなんて、ただ味が濃いだけのスープ……到底主食にはなれませんよ、シエル先輩」

シエル「同志になれるかと思っていたんですが……残念です」

花陽「私達、近いようでとても遠い場所にいますね」


両者一歩も譲らぬまま睨み合っていると、真姫ちゃんが間に入ってきました。


真姫「どっちだっていいけど……あなた達、もうちょっと周りを見た方がいいんじゃない?」


視線を逸らして周囲を確認すると、訝しげな目で私達を睨む人が大勢いました。

邪魔だ、用が済んだなら早くどけろ──

目線が如実に語っていました。



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