過去ログ - 花陽「死を視ることができる眼」
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802:名無しNIPPER
2016/12/29(木) 02:40:43.69 ID:D1gs6ZQDO
染みは路地裏に向かうよう、続いていました。

点々としている染みを追いかけていると、その色が段々と濃くなっていきます。

これ以上は良くない、人もいないし視界も悪い。なにより嫌な予感がする。
以下略



803:名無しNIPPER
2016/12/29(木) 02:40:52.62 ID:27tTQR+ZO
そう言って、女医さんは渡したはずのペーパーナイフを私に差し出しました。


花陽「あの、これは?」

以下略



804:名無しNIPPER
2016/12/29(木) 02:40:59.92 ID:kdp76IxvO
/4
地獄のような冗談で、冗談のような地獄でした。

退院後、私は元通りに学校に通い始め、μ'sの練習にも復帰しました。

以下略



805:名無しNIPPER
2016/12/29(木) 02:41:08.71 ID:sDQ0rA1kO
/9
病院から何事もなく退院したあと、私は普段より少し遅れて登校することになりました。

いわゆる、遅刻寸前というやつです。

以下略



806:名無しNIPPER
2016/12/29(木) 02:41:17.45 ID:n8Ni3enBO
/8
真姫ちゃんの両親が経営する病院で眼が覚めたあと、私は警察から簡単な事情聴取を受けました。

内容は思っていたよりあっさりとしたもので、拍子抜けするぐらいのもの。

以下略



807:名無しNIPPER
2016/12/29(木) 02:41:24.15 ID:hRvUBVlYO
弁当箱から取り出したおにぎりを視ていると、我ながら会心の出来だと惚れ惚れします。

最高級の南魚沼産コシヒカリを贅沢に使い、先進の技術を用いて生み出された新型の炊飯器で炊き上げられ少し硬めに調整されたお米は、邪なものを寄せ付けない輝きを放っていました。

色、艶、香り──どれをとっても一級品であることに間違いありません。
以下略



808:名無しNIPPER
2016/12/29(木) 02:41:34.17 ID:HgX16EPSO
さっきと同じことができれば、私はこの化物に勝てる。



──この化物を殺し切れる。
以下略



809:名無しNIPPER
2016/12/29(木) 02:41:43.75 ID:zRhST9MQO
/1
きっかけは、ありふれた日常の狭間にありました。

多分、それは誰にも止めることなんてできなかったと思います。

以下略



810:名無しNIPPER
2016/12/29(木) 02:41:52.90 ID:eoxFyECYO
/4
地獄のような冗談で、冗談のような地獄でした。

退院後、私は元通りに学校に通い始め、μ'sの練習にも復帰しました。

以下略



811:名無しNIPPER
2016/12/29(木) 02:42:02.24 ID:WDSeb4e3O
そう言って、女医さんは渡したはずのペーパーナイフを私に差し出しました。


花陽「あの、これは?」

以下略



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