898:名無しNIPPER
2016/12/29(木) 02:53:53.94 ID:H1kQ87DxO
/8
真姫ちゃんの両親が経営する病院で眼が覚めたあと、私は警察から簡単な事情聴取を受けました。
内容は思っていたよりあっさりとしたもので、拍子抜けするぐらいのもの。
899:名無しNIPPER
2016/12/29(木) 02:54:01.89 ID:8DyfO6d1O
/1
きっかけは、ありふれた日常の狭間にありました。
多分、それは誰にも止めることなんてできなかったと思います。
900:名無しNIPPER
2016/12/29(木) 02:54:08.97 ID:MOfKsr+mO
染みは路地裏に向かうよう、続いていました。
点々としている染みを追いかけていると、その色が段々と濃くなっていきます。
これ以上は良くない、人もいないし視界も悪い。なにより嫌な予感がする。
901:名無しNIPPER
2016/12/29(木) 02:54:15.95 ID:cXIGGzVkO
そう言って、女医さんは渡したはずのペーパーナイフを私に差し出しました。
花陽「あの、これは?」
902:名無しNIPPER
2016/12/29(木) 02:54:24.61 ID:crS7uloNO
/9
病院から何事もなく退院したあと、私は普段より少し遅れて登校することになりました。
いわゆる、遅刻寸前というやつです。
903:名無しNIPPER
2016/12/29(木) 02:54:34.76 ID:NVFmdg0cO
花陽「凛ちゃん危ないっ!!」
気がついたときには無我夢中で走り出していました。
904:名無しNIPPER
2016/12/29(木) 02:54:43.11 ID:abtvabJtO
さっきと同じことができれば、私はこの化物に勝てる。
──この化物を殺し切れる。
905:名無しNIPPER
2016/12/29(木) 02:54:51.50 ID:fp0HIz9HO
/1
きっかけは、ありふれた日常の狭間にありました。
多分、それは誰にも止めることなんてできなかったと思います。
906:名無しNIPPER
2016/12/29(木) 02:54:59.71 ID:B3D39RjgO
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真姫ちゃんの両親が経営する病院で眼が覚めたあと、私は警察から簡単な事情聴取を受けました。
内容は思っていたよりあっさりとしたもので、拍子抜けするぐらいのもの。
907:名無しNIPPER
2016/12/29(木) 02:55:07.93 ID:Ffp5wE4LO
そう言って、女医さんは渡したはずのペーパーナイフを私に差し出しました。
花陽「あの、これは?」
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