過去ログ - 花陽「死を視ることができる眼」
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9:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/28(水) 21:39:35.78 ID:Hhhi1HzW0
花陽「…………」

女医「病は気からと言うでしょう。あれ、本当のことよ。あなたには悩みを打ち明けることができる人が、沢山いるんじゃないの?」

花陽「……いんです」

女医「ごめんなさい、よく聞こえなかったわ。もう少し大きな声で言ってもらえる?」

花陽「恐いんです。悩みを打ち明けたら最後、この病気がμ'sのみんなを不幸にしてしまうような気がして──」

女医「メンバーのこと、とても大事にしているのね」

花陽「はい……夢だったアイドル活動ができているのも、みんなが一緒にがんばってくれてるおかげですから」


女医さんは薄く微笑んだ後、目の前にあるホットコーヒーを飲み干しました。

その動きが優雅で、私は少し見蕩れてしまいます。


女医「……ぽっと出の新人である君たちが、どうして人を惹きつけることができるのか、わかった気がするわ」

花陽「ええっ!?そ、そんな……人を惹きつけるだなんて、とんでもないです!」

女医「謙遜することないのよ。君はもっと自分に自信を持っていい」

花陽「私、あんまり積極的じゃないから……友達にもよく言われるんです。もっと自信を持った方がいいって」

女医「その友達と同感ね。ちょっと自信を持つだけで、君が視ている世界は大きく変わるでしょう」



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