過去ログ - 始末屋「今日はどういったご用件で?」
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藤原
◆BJe8PAI9qE
2016/12/28(水) 22:52:55.72 ID:ITR5fiQ/0
「え…」
「だからー、美香と付き合えてんのは、罰ゲームなんだってー」
「こいつついていけてねーじゃん」
以下略
14
:
藤原
◆BJe8PAI9qE
2016/12/28(水) 22:54:16.51 ID:ITR5fiQ/0
「アハハ…割と高そうなのがムカつくわ」
「か、返して!お願い!」
「海に投げ込んでやろ」
以下略
15
:
藤原
◆BJe8PAI9qE
2016/12/28(水) 22:55:08.03 ID:ITR5fiQ/0
『結果、僕は受験に失敗して、二流の大学に入ったんです。そこでも妻と同じ学科だったんですけど、その頃の僕は女性不信になってました』
「加藤くんって暗くない?」
「なんか馴染めないよねー、美香はどう思う?」
以下略
16
:
藤原
◆BJe8PAI9qE
2016/12/28(水) 22:55:48.71 ID:ITR5fiQ/0
「加藤君」
「!…佐藤さん」
「高校のときは本当にごめんなさい。謝って済むことじゃないけど、あの日から私…心が痛くて…だから…」
以下略
17
:
藤原
◆BJe8PAI9qE
2016/12/28(水) 22:56:41.64 ID:ITR5fiQ/0
「ごめん…佐藤さん」
「謝らないで!!ごめんなさいごめんなさい!」
『後で知ったことだったんですけど、妻は後悔して、僕に謝ってもう一度やり直そうとしてたみたいなんですけど、なんせ僕は不登校になってましたので、全く会えなくて…それでも友達と縁を切って、僕の後を追って同じ大学にきたみたいなんです』
以下略
18
:
竜也藤原
◆BJe8PAI9qE
2016/12/28(水) 22:57:21.70 ID:ITR5fiQ/0
「加藤君」
「加藤君」
「加藤君」
以下略
19
:
藤原
◆BJe8PAI9qE
2016/12/28(水) 22:58:14.96 ID:ITR5fiQ/0
「いい加減にしろ!」
「ぇ…な、なにかした?」
「お前があまりにも必死だったから付き合ってやってたけど、正直もう限界なんだよ」
以下略
20
:
藤原
◆BJe8PAI9qE
2016/12/28(水) 22:59:14.88 ID:ITR5fiQ/0
『その頃はあの頃忘れようとしていたストレスが爆発して、妻にやり返すのが生きがいになっていたんです。最低ですよね。』
「これ…バレンタインのチョコレート、です」
「…見せて」
以下略
21
:
藤原
◆BJe8PAI9qE
2016/12/28(水) 23:00:12.90 ID:ITR5fiQ/0
「何かと思えばマフラーとか、なめてんの?」
「ぇ…ぁ…ごめんなさい…でも…首元…寒そうだったから…頑張って編んだんです」
「こんなもんいらねぇよ…ちっ…お前なんかといてもやっぱつまんねぇわ」
以下略
22
:
◆BJe8PAI9qE
2016/12/28(水) 23:01:21.85 ID:ITR5fiQ/0
「こ、今月の恋人料金です」
「…なに遅れてんだよ」
「ご、ごめんね、バイト先の支払いが遅れてて」
以下略
23
:
◆BJe8PAI9qE
2016/12/28(水) 23:02:09.86 ID:ITR5fiQ/0
「っ……ぁ…また、嘘でしょ…えへへ、もう騙されないよーだ…加藤君は嘘つきだもん」
「嘘じゃない」
「またまたぁ…もう流石に騙されないもん」
以下略
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