過去ログ - 始末屋「今日はどういったご用件で?」
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藤原
◆BJe8PAI9qE
2016/12/28(水) 22:59:14.88 ID:ITR5fiQ/0
『その頃はあの頃忘れようとしていたストレスが爆発して、妻にやり返すのが生きがいになっていたんです。最低ですよね。』
「これ…バレンタインのチョコレート、です」
「…見せて」
以下略
21
:
藤原
◆BJe8PAI9qE
2016/12/28(水) 23:00:12.90 ID:ITR5fiQ/0
「何かと思えばマフラーとか、なめてんの?」
「ぇ…ぁ…ごめんなさい…でも…首元…寒そうだったから…頑張って編んだんです」
「こんなもんいらねぇよ…ちっ…お前なんかといてもやっぱつまんねぇわ」
以下略
22
:
◆BJe8PAI9qE
2016/12/28(水) 23:01:21.85 ID:ITR5fiQ/0
「こ、今月の恋人料金です」
「…なに遅れてんだよ」
「ご、ごめんね、バイト先の支払いが遅れてて」
以下略
23
:
◆BJe8PAI9qE
2016/12/28(水) 23:02:09.86 ID:ITR5fiQ/0
「っ……ぁ…また、嘘でしょ…えへへ、もう騙されないよーだ…加藤君は嘘つきだもん」
「嘘じゃない」
「またまたぁ…もう流石に騙されないもん」
以下略
24
:
◆BJe8PAI9qE
2016/12/28(水) 23:03:14.62 ID:ITR5fiQ/0
「美香いままで本当にごめん…」
「もういいの。賢一君。お互い様ってことになったでしょ」
「うん…」
以下略
25
:
◆BJe8PAI9qE
2016/12/28(水) 23:03:53.98 ID:ITR5fiQ/0
「そのまま僕達は幸せに暮らしてきたんです」
「あの、お客さん。聞いてる限り我々の仕事が関わる箇所はもう無いように思えますが」
「あ、すいません!つい昔話に夢中になってしまいました」
以下略
26
:
◆BJe8PAI9qE
2016/12/28(水) 23:05:23.91 ID:ITR5fiQ/0
「ただいま」
「おかえりなさい」
「土下座…か」
以下略
27
:
◆BJe8PAI9qE
2016/12/28(水) 23:06:16.86 ID:ITR5fiQ/0
「このまま…バレなければ続けようとしていたのか?」
「……」
「俺のこの8年間よりも、アイツとの1日か」
以下略
28
:
◆BJe8PAI9qE
2016/12/28(水) 23:07:40.33 ID:ITR5fiQ/0
「…わかりました…」
「チャンスをくれて…ありがとうございます」
29
:
◆BJe8PAI9qE
2016/12/28(水) 23:08:33.32 ID:ITR5fiQ/0
『結局、人間は変われない。妻は心が弱く、僕は心が歪んでいたのかもしれません。妻が僕から離れられないのを知っていて、死ぬより辛い拷問を与えました』
「今日は…結婚記念日ですね」
「……」
以下略
30
:
◆BJe8PAI9qE
2016/12/28(水) 23:09:04.65 ID:ITR5fiQ/0
「今日は…あなたの誕生日ですね」
「ご馳走…たくさん作って待ってますから」
「受付の娘と飲んでくる」
以下略
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