過去ログ - 【ラブライブ!】矢澤にこのクリスマス事情
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17: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/12/30(金) 03:24:19.89 ID:4kIV3RxI0
「ウチもなんか手伝おうか?」

私が料理に取りかかろうとすると、希が台所へやってくる。

「いいわよ。台所狭いし、良かったら妹たちの相手をしてもらえると助かる。」
以下略



18: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/12/30(金) 03:25:07.62 ID:4kIV3RxI0
調理に取り掛かってしばらくすると、居間から談笑の声が聞こえてくる。

「のぞみおねえちゃんおっぱい大きいねー。」

「あ、あの・・・、何を食べたら、その、大きくなるんでしょうか?」
以下略



19: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/12/30(金) 03:25:43.05 ID:4kIV3RxI0
しばらくすると、また妹たちの笑い声が聞こえてくる。

お節介焼の希だからなんだろうか。

私がこうしてご飯を作ってる間、普段のあの子たちは割と静かに待っている。
以下略



20: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/12/30(金) 03:26:45.30 ID:4kIV3RxI0
「わあっ、ご飯が豪華ー!」

ここあが大はしゃぎする。

普段の夕ご飯は、なるべく安くて栄養が取れそうなモノしか作らないから。
以下略



21: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/12/30(金) 03:27:31.54 ID:4kIV3RxI0
「あったり前じゃない!今日はクリスマスイブよ!」

「にこっちがこんなに家庭的だなんて意外やね〜」

「ぬぁんでよ!・・・あ、やっぱりいいわ。それ以上は言わないで。」
以下略



22: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/12/30(金) 03:28:08.16 ID:4kIV3RxI0
「それはねぇ〜。」

しかも、希の眼がいつもの獲物を見つけた猛禽類の眼になってる!

「ほ、ほら!早く食べないと冷たくなっちゃうニコ♪」
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23: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/12/30(金) 03:28:41.17 ID:4kIV3RxI0
「・・・にこっちは良いお姉さんなんやね。」

コッソリと希が耳打ちしてくる。

「あ、当ったり前じゃない。スーパーアイドルにこにーに隙はないのよ。」
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24: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/12/30(金) 03:29:25.85 ID:4kIV3RxI0
料理の片づけは、押し切られて半分希に手伝ってもらった。

流石に泊まるとかいう話にはならないので、希を見送りに外へ出る。

「はあ〜!こんなに楽しかったご飯は久しぶり。」
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25: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/12/30(金) 03:30:31.66 ID:4kIV3RxI0
「ウチのパパとママは、転勤族なんよ。今までずっと転勤ばかりしてた。」

突然希が身の上話を始める。

「だから、せめて高校の3年間だけは、一つの学校に居たくて、それで我儘言って一人暮らししてたんよ。」
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26: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/12/30(金) 03:31:09.89 ID:4kIV3RxI0
誰も居ない1人暮らしか・・・。

改めて思い返せば、いくらママの帰りが遅くたって、必ず帰ってくる。

家に帰れば、妹たちも待ってる。
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27: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/12/30(金) 03:31:52.82 ID:4kIV3RxI0
「だからね、こころちゃんと、ここあちゃんに、いっぱい元気分けてもらった!」

「こんな家庭で良かったら、いつでもいらっしゃい。ま、次は食事代金頂くけどね。」

「お金で買えるなら、それも良いかも。」
以下略



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