過去ログ - 惠「悠久の時を超えて、あなたを好きになる」
1- 20
10:名無しNIPPER
2016/12/31(土) 00:57:37.68 ID:O1v7p2d20


* * * * *


惠「ふう……」



路地に入った先、駅からそう遠くない位置にある隠れ家的なバル。

落ち着いた雰囲気が素敵で、お気に入りのお店の一つだ。

以前一度、Pさんとも来たことがある。



外をぼんやり眺めつつ、

ビールをゆっくりと堪能する。



今もなお、

芸能界という華々しい世界の一端に身を置いている事実を、

不思議に感じることがある。



旅先での出逢いと同じ。

人生はわからないものだ。



惠「……ふふっ」



どうあれ、今を楽しんでいる自分がここにいる。

それは素敵なことだと思う。



もっとも、こんな夜なんだ。

椿の話じゃないけれど、

多少ロマンチックな雰囲気だって、あってもよかったのにな。



……なんてガラにもないことを、少しだけ思ってみたり。



点から点へ、場所から場所へ。

ロマンを抱いて、刹那に生きて。

思い出だけを鞄に詰めて。



そんな、留まることなく流れ行くような人間だと思っていたのに、

こんなことを考えるようになるなんて。



ふふ。

私も変わってきたのかもしれない。



アイドルを共に頑張っているみんなに、

支えてくれるスタッフの方々に、

そして、彼に感謝しなければいけない。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
22Res/21.54 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice